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Victor完全ワイヤレス「HA-FX150T」進化、カスタムイコライザー追加

HA-FX150T

JVCケンウッドは、Victorの完全ワイヤレス「HA-FX150T」の機能を強化。パラメトリックタイプのカスタムイコライザーなどを利用できるようにする。スマホアプリ「Victor Headphones」と、イヤフォン本体のファームウェアアップデートを順次提供する。アプリバージョンは1.0.10、ファームウェアバージョンは4。

Victor Headphonesアプリを使うと、ユーザーが好みの音質に調整できるようになる。パラメトリックタイプで、周波数とゲイン、Qの値をそれぞれ細かく、自由に調整可能。調整した設定は3つまで保存できる。

パラメトリックタイプのカスタムイコライザー

アプリは、イヤフォン本体のタッチキー操作カスタマイズも可能。タッチキーの左右8パターンの操作それぞれに、プレイ/ポーズやボリュームのアップ/ダウンなどの基本操作から、ノイズキャンセリングやサウンドモードの切り替えまで、ほぼ全ての機能を自由に割り当てられる。

割り当ては、音楽リスニング(両耳/片耳)、および通話時(両耳/片耳)という4つの利用シーンごとに設定可能。よく使う機能を簡単なタッチ操作に割り当てるなど、ユーザーの使い勝手に応じたカスタマイズができる。

タッチキー操作カスタマイズも可能に

通話中に、両耳にイヤフォンを装着していても、イヤフォン本体のマイクから取り込んだ自分の声が聞けるサイドトーン機能を追加。意図せず大きな声で話してしまうこともなく、普段の会話に近い感覚で通話できるという。

さらに、外音取り込み機能も進化。マイクで外音を取り込むとともに、イヤフォンを着けたままでも会話がしやすいよう、再生中のコンテンツの音量を自動で一定量下げる機能を備えているが、アップデートにより、外音取り込み時の再生コンテンツの音量調整が可能に。周囲の音とのバランスを調整できるようにした。

本体のファームウェアアップデートは順次利用可能になる。アップデートが可能になると、アプリに通知が届くか、アプリ内のアップデートボタンがオレンジ色に変わって知らせる。