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新ソニーストア札幌に行ってきた。動画体験コーナー新設、斎藤佑樹も登場

ソニーストア札幌

ソニーストア札幌がmoyuk SAPPOROに移転し、同施設のグランドオープンと合わせてオープニングセレモニーを実施した。ソニーストア札幌では、オープン記念として、「斎藤佑樹 写真展~On the Mound~」を開催。ソニーストア スペシャルパートナーに就任した斎藤佑樹氏本人が登場し、写真展の紹介を行なった。

moyuk SAPPOROの所在地は、北海道札幌市中央区南2条西3丁目20番地で、さっぽろ地下街ポールタウン直結となっている。ソニーストア札幌は同施設3階にて営業する。

moyuk SAPPORO
moyuk SAPPORO
外からもソニーストアが確認できる

ソニーストア札幌では、ソニーストア直営店初の動画撮影&制作/配信コーナーを設置。動画マスターと呼ばれる専門スタッフが、機材選びを案内するほか、スペースには、CinemaLineやVLOGCAMを用意。

動画のコーナー
本格的な機材も体験できる

実際に撮影、配信(ボタンを押せば配信できる状態だが実際に配信を行なうことは不可とのこと)、編集が行なえる環境を用意しており、動画マスターや、さらに撮影編集スキルを身につけた動画エキスパートによる本格的な編集方法を教わることもできる。

配信のエリア。配信開始ボタンを押せば配信できる、という状況まで再現しているとのこと
役割別でカメラが3台体制
編集のエリア

この動画撮影&制作/配信コーナーは、9月を目標に他の店舗へも展開を開始し、年末までには全店舗展開を目標にしているとのこと。

また、新たな取り組みとして名刺を刷新。スタイリスト(販売員)から受け取った名刺のQRコードをスマホなどで読み込むことで、接客予約ができるページが表示されるため、「前回案内してもらった人にまたお願いしたい」といった場合に簡単に手軽に予約できるとしている。

新名刺。こちらも札幌から順次5店舗へ展開していくとのこと
読み込むとそれぞれのスタイリストのページに繋がる

夏休みの自由研究向けの企画として、moyuk SAPPORO内にオープンする水族館「AOAO SAPPORO」にいる生きものたちをソニーの一眼カメラαで撮影、親子で映像編集するVlog動画づくりに挑戦する体験イベントも実施する。開催日は8月5日~8日で、LINEから予約を受け付けている。詳細はWebページを参照のこと。

水族館「AOAO SAPPORO」のペンギン

ソニーストア札幌と同じフロアにはロフトが開店(7月20日時点では準備中)するほか、4階~6階の水族館からエスカレーターで下ってきた先の立地のため、従来よりもファミリー層や女性の来客が見込めるという。そのため、下りエスカレーターの先にブラビアとaiboのスペースを展開。ストアの手前側には比較的手軽に持ち運べるVLOGCAMシリーズや新製品のスペースを用意している。

入り口側にコンパクトな機種を展示
下りエスカレーターを降りてくると見える場所にaiboのエリアがある

製品を配置する台の高さを低めにすることで、間口の広さを活かし、店内の見通しが良くなるように意識しているとのこと。また、この展示台は台車が着いており、移動させて広いスペースを確保し、大型のイベントを実施することもできるのが強みという。

見通しが良くなるよう意識されているとのこと。ここまで間口の広い店舗はソニーストア初だという

新製品のスペースには発売前製品も展示しており、実際に試すことができる。今回は21日発売のポータブルシアターシステム「HT-AX7」や、APS-Cサイズのミラーレスカメラ「α6700」、新レンズ「FE 70-200mm F4 MACRO G OSS II」、新マイク「ECM-M1」を一足先に試せるようになっている。

HT-AX7は分離するリアスピーカーを設置して試聴できる

ブラビアのスペースはソニーストア銀座を参考に、ユーザーの自宅をイメージした展示を用意。サウンドバーやホームシアターシステムと組み合わせた試聴が行なえる。ブラビアのスペースは広めに設けられており、同じサイズの液晶ブラビアと有機ELブラビアを比較したり、PS5との接続した例などが展示されている。

ブラビアエリアも広く展開
壁掛け設置の展示

ハイエンドオーディオのエリアは中央奥側に配置。ラインナップは従来と変わらないものの、スペースが広くなっており、ハイエンドウォークマン「NW-WM1ZM2/WM1AM2」の削り出された状態の筐体や基板が中央に展示されている。

ハイエンドオーディオのエリア
従来より少しスペースが拡がり、筐体パーツを展示

定番のイヤフォン/ヘッドフォンの試聴が可能なスペースも別で設けられているほか、クリエイター向けの定番ヘッドフォン「MDR-CD900ST」と、開放型の新ヘッドフォン「MDR-MV1」も用意されており、聴き比べできる。

定番モデルの試聴が可能
クリエイター向けの定番機種も

そのほか、カメラのメンテナンスコーナーや、aiboのアイテム、ゲーミングのINZONEのコーナーなども用意している。

斎藤佑樹氏の写真展は、野球を始めた幼少期から引退後の現在まで、さまざまな思いを背負いながら見つめてきた「マウンド」をテーマに作品を展示する。期間は8月9日まで。ソニーストア札幌での開催後は、全国の直営店舗を巡回する。ソニーストア店舗での巡回展が第二回目となる今回は、初の動画作品も公開。

写真展のスペース

記者向けの説明会には斎藤氏本人も登場。初挑戦した動画は、過去の自分に似た雰囲気の少年に協力してもらって仕上げたという。撮影は斎藤氏本人と撮影のためのチームを作って行なっており、編集もチームが行なったというが、今後は動画撮影にも注力し、自分でも編集まで行なってみたいと述べた。

斎藤佑樹氏
左側の写真は実家で練習していた場所とのこと

なお斎藤氏は元々αユーザーで、レンズも数多く所有していたことがソニーストアのスペシャルパートナーに就任した経緯とのこと。プロ野球選手時代の投球フォームの確認用にRXシリーズを使用し始め、その買い換えでαシリーズを手にするようになったという。

メインのレンズは「FE 130mm F1.8 GM」で、今回展示している動画もこのレンズで撮影したもの。普段使いでは24-70mmのズームレンズや50mmの単焦点レンズを持ち出すことが多いとのこと。

また、斎藤氏はmoyuk SAPPOROのオープニングセレモニーにもソニーストア スペシャルパートナーとして出席。テープカットに参加した。

moyuk SAPPOROのオープニングセレモニーの様子
ソニーストア スペシャルパートナーとして出席した斎藤氏
テープカットの様子