アナログレコード製造の東洋化成、音楽レーベル立ち上げ。「音楽配信の領域にも参入」

アナログレコードを製造している東洋化成が、新たに「Reach the Beach Records」、「DEEP GROUND RECORDS」という2つの音楽レーベルを立ち上げる。アナログレコードと印刷の受託製造の2本柱に加え、音楽レーベルとしてアーティストとアーティストの作品を世に広めるための宣伝プロモーション実施。レコード店などからの受注と流通のサポートを国内外に向けて行なう予定。

このレーベルではインディペンデントなアーティストを主体的に発掘し、共に成長していけることを目指すほか、「SpotifyやApple Music、Amazon Music、YouTube Music、LINE MUSIC、レコチョク、OTOTOY など音楽配信プラットフォームへの楽曲の配信にも力を入れ、地元ローカルで活躍するインディペンデントなアーティストの音楽作品を日本国内そして世界のリスナーの耳に届けられるようサポートしていく」という。

Reach the Beach Records(リーチザビーチレコーズ)は、「水平線、境界線を越えて日本から世界に広がっていく新たなサウンド」をテーマとし、ハウス、テクノ、ブレイクビーツからダブ、アンビエント、エレクトロニカ、パンクバンドまで、知覚を刺激するようなサウンドのアーティストを中心とした音楽レーベル。

DEEP GROUND RECORDS(ディープグラウンドレコーズ)は、「地に深く根ざし、土のにおいや自然、土地それぞれの風土や魅力を感じさせてくれるようなアーシーなサウンド」とし、民族音楽、ワールドミュージック、ジャズ、アコースティック、シューゲイザー、レフトフィールドなどオーガニックなサウンドのアーティストを中心とした音楽レーベルになるという。