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「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」が11月公開。シーズン2のBD BOXも

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

士郎正宗原作のサイバーパンクSF・攻殻機動隊シリーズの長編アニメ最新作である「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」が、11月23日から3週間限定で劇場公開されることが決まった。前作「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」と同じ、藤井道人が監督を続投する。

今回の最新作は、2022年5月からNetflixで独占配信した「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2を、新たなシーンと視点により“劇場版”として再構成したもの。新宿ピカデリーやグランドシネマサンシャイン池袋など、全国30館で劇場公開される。

さらに、今回の発表に際して、本作のメインビジュアルも公開。メインビジュアルを担当するのは本作のキャラクターデザインを手掛けるイリヤ・クブシノブ氏。全身義体の主人公・草薙素子と、公安9課の新メンバー・江崎プリン、人類の脅威となる“ポスト・ヒューマン”の少年・シマムラタカシが描かれている。

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」メインビジュアル
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

主題歌は、シーズン2オープニングテーマ、およびエンディングテーマでもあるmillennium paradeの「Secret Ceremony」「No Time to Cast Anchor」。

『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』初出映像

本作の特報映像も公開開始。大量のコードにつながりたたずむシマムラタカシに、草薙素子がその真意を問いかける緊迫したシーンから続く初出映像となっている。

併せて、25日0時からは先着特典付き前売り券(ムビチケ)が発売開始。価格は1,500円で、当日料金は一律1,900円。特典は、メインビジュアルがあしらわれた特製クリアファイル。

特製クリアファイル
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

シーズン2・全12話収録のBD BOX

最新作の基となる「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2・全12話を収録したBlu-ray BOXが11月22日に発売決定。価格は38,500円。発売・販売元はバンダイナムコフィルムワークス。

本編音声は、ドルビーアトモスとリニアPCM(ステレオ)を収録。制作過程に迫る新規メイキング映像や各種PVなどを収録した特典ディスク付き。さらに、スタッフインタビューや各話解説を掲載したLog Book、各種設定画等を掲載したArt Bookを封入する。ジャケットは、イリヤ・クブシノブ描き下ろしイラストによるパッケージデザイン。

攻殻機動隊 SAC_2045 Season 2 Blu-ray BOX(特装限定版)
BCXA-1644 38,500円 11月22日発売
神山健治(総監督) コメント

監督としてこの20年間つきあってきた「攻殻機動隊」に、個人的に礼を言うつもりで[攻殻機動隊 SAC_2045]を作ったのですが、藤井監督チームの劇場版「最後の人間」で久しぶりにシリーズ制作中の心情を振り返り、自分がどれだけ少佐の事を好きだったのか、感じ入りました。あらためて草薙素子に、ありがとうと言いたい。そのことを確認させてくれた藤井監督にも感謝です。

荒牧伸志(総監督) コメント

シーズン2の制作時は、複雑で膨大な情報量をどのように映像として表現するか悩んだ事を思い出します。新たに藤井監督の視点で再構成されたものは、シーズン1の時もそうだったように、総集編の枠組みを完全に超えた、新たな劇場映画としてリ・クリエイトされたものになるという確信があります。皆様もどうぞお楽しみに!