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AI対応、音も改善した新スマートグラス「Ray-Ban | Meta Smart Glasses Collection」

Ray-Ban | Meta Smart Glasses Collection

Metaは28日、AI機能を追加し、音質なども改善した新スマートグラス「Ray-Ban | Meta Smart Glasses Collection」を海外で発表した。価格は299ドルから。米国やカナダなどで10月17日から発売予定だが、日本での展開はアナウンスされていない。

ゼロから再設計したというスマートグラス。オーディオ機能が改善され、ポッドキャストや音楽、通話などが良い音で楽しめるようになった。新しいカスタム設計のスピーカーにより、低音が拡張され、音量もアップしたという。

超広角の1,200万画素カメラを搭載。写真や、最長60秒の1080p映像も撮影可能。5つのマイクアレイで臨場感のあるサウンドを収録できるという。

画像は自動的に縦向きで撮影される。音声コマンドで、スマートグラスから写真を友人や家族と直接共有も可能。改良されたMeta Viewアプリにより、ワンタップでお気に入りのアプリに共有できる。

直接InstagramやFacebookにライブストリーミングも可能。その配信に寄せられたコメントを音声で聞く事もできる。

「Meta AI」をスマートグラスに統合し、ハンズフリーで外出先でも体験できるように最適化。「Hey Meta」と呼びかけ、情報を取得し、メガネを制御できる。このAI機能は、米国で発売時からベータ版として利用可能。ユーザーからのフィードバックを踏まえ、今後、利用の可能性と対応できる質問の種類を拡大していく予定。

将来的にはスマートグラスを使って話すだけでなく、スマートグラスのカメラを使って物をAIに見せることも可能になるとのこと。

Qualcomm Snapdragon「AR1 Gen1」プラットフォームを搭載。充電ケースが付属し、最大8回の追加充電ができ、合計36時間使用できる。

軽量化とスリム化も実現。本体の重量配分を改善し、ラバーパッドを備えたよりユニバーサルなノーズフィットも採用。IPS4の耐水性も備え、軽い水の飛沫にも耐えられる。

サイズやカラーバリエーションも用意。度付きレンズにも対応する。