ニュース

シリーズ初の本格CGメカアクション「マクロスゼロ」リマスターBD、'24年2月発売

「マクロスゼロ」キービジュアル
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT

バンダイナムコフィルムワークスは、「マクロス」シリーズ初の本格CGメカアクションで描いた20周年記念作品「マクロスゼロ」(全5話/2002-2004年制作・発売)のリマスター版「マクロスゼロ Blu-ray Box プレミアムリマスターEdition」を、2024年2月28日に発売する。Blu-ray2枚組で、価格は19,800円。

【マクロスゼロ Blu-ray Box プレミアムリマスターEdition】2024.2.28 ON SALE

第5巻(最終巻)が発売された2004年10月22日から20年の節目を迎えた2023年10月22日に発表されたもの。最新のAIリマスター技術によって、「圧倒的な映像美で本作が蘇る」という。

発売済みのDVDに収録されている映像特典、2008年発売のBlu-ray BOXのオーディオコメンタリーを再収録するほか、スタッフによる新規オーディオコメンタリーも収録予定。

新規描き下ろし特製収納BOXや特製ブックレット(40P)が付属する。収録時間は本編158分+映像特典約15分。音声はドルビーTrueHD 5.1ch、リニアPCM 2chでの収録。

(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT

発売決定を受けて、河森正治監督とキャスト3名からのコメントも発表され、河森監督は「20年経って、皆さまがご覧になるモニターも進化をし、素材自体にもバージョンアップが必要となりました。そんな中、『マクロスゼロ』を再びリマスターする機会をいただけました。テスト映像を観ましたが、手描きの線がしっかり観えていながら空間に馴染んでいるのが印象的です」としている。

1999年に落下した異星人の戦闘艦がもたらしたオーバーテクノロジーをめぐって、地球統合戦争が勃発し、すでに8年が経過。ベテランパイロットたちは次々に失われ、まだ10代の少年たちまでが戦場に駆り出されていた。そんな時代、統合軍青年パイロット工藤シンは愛機F-14を駆り出撃する。ある日不時着した南海の孤島に一人孤立してしまうことになる。

(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT

ところが、実はその島には異常なエネルギー反応が探知されており、異星人がはるか昔にこの地上にもたらした、オーバーテクノロジーの遺産(プロトカルチャー)かもしれないと予測され、その遺産を求めて統合軍と反統合軍が共に侵攻しつつあった。シンにはこの日から始まるこの島の出来事が歴史上抹消されてしまう大事件の始まりになろうとは、知る由も無かった……。

A-on STOREや全国アニメイト、Amazonなどの店舗共通特典としてOVA DVDジャケットイラスト使用のポストカードセットも用意。A-on STORE限定で、新規描き下ろし特製収納BOXイラスト使用A3ビジュアルシートも付属する。

店舗共通特典 OVA DVDジャケットイラスト使用ポストカードセット
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
監督:河森正治

20年経って、皆さまがご覧になるモニターも進化をし、素材自体にもバージョンアップが必要となりました。
そんな中、『マクロスゼロ』を再びリマスターする機会をいただけました。
テスト映像を観ましたが、手描きの線がしっかり観えていながら空間に馴染んでいるのが印象的です。
暗いシーンのディティールや距離感が非常にうまく描写できており、以前よりも空間表現が広がっています。
特に5話の空戦シーンは雲の立体感にこだわってつくったもので、「当時やりたかった」ことがより一層表現出来た映像に仕上がりました。ファーストマクロスよりも前の、シリーズの原点を描く『マクロスゼロ』。
その神話的な物語を是非ご覧ください。

工藤シン役:鈴村健一

TVで懐かし映像なんかを観ていると20年前なんてずいぶん古臭く感じるものですが、『マクロスゼロ』は今観ても、まったく古くなく、むしろあの当時の技術でどうやって創ったんだろう……と驚愕します。また新しく生まれ変わるということで、「まだ進化するんだ」と想像してゾクゾクしてます!
僕の芝居はあの当時のままですが、新しい映像に寄り添ってもらえることで、また違って見えるんじゃないかと楽しみにしています。

サラ・ノーム:小林沙苗

当時、『マクロスゼロ』の映像を見たとき、島の自然の美しさ、空や海の色の多さに目を奪われました。
河森監督たちが実際に体験し確認して描いた景色は、本当に空気や温度を感じるのではと思うほどリアルで、劇場で見る機会も多かったのでその細かな表現に圧倒されました。
サラは巫女として責任感も強く実際の年齢よりも大人びていました、デビューして間もない私には大役でしたが、スタッフや共演者の皆さんに導いていただいて演じきる事ができ、今もその経験が大きな自信になっています。
こうして20年経ちリマスター版で蘇ること、とても嬉しく、また新鮮に『マクロスゼロ』の世界を楽しみたいと思います!

マオ・ノーム:南里侑香

オーディション時私が10代だったので、スタッフさんが等身大でと指示を下さり、サラの台詞を読んだ覚えがあります。
すると「君の声はとても幼いね」というお声が聞こえ、ドキッ(笑) その後マオの台詞をいただき読ませてもらったこと、大失敗と肩を落として帰ったこと、後日マオとしてキャスティングして頂いたと知り驚きと喜びで心が満タンになったこと、作品とともに今も大切な思い出です。
リマスターされ、マクロスゼロの美しさやあたたかさが再び発信されるんだと、とても興奮しております。
皆様にじっくりとお楽しみ頂けますように。

(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT
(C)2002 BIGWEST/MACROSS ZERO PROJECT