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FIIO、約1万円の据え置きBluetoothレシーバー兼USB DAC「BR13」

Bluetoothレシーバー兼USB DAC「BR13」

エミライは、FIIOの新製品として、据え置きタイプのBluetoothレシーバー兼USB DAC「BR13」を12月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,780円前後。

Bluetoothレシーバーとして、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Low Latency、aptX Adaptive、aptX HD、LDACに対応。利用シーンや接続機器に合わせた最適なワイヤレス接続をサポートするという。

音質だけでなく、aptX Low Latencyのサポートにより低遅延を実現。音楽だけでなく、ゲーミングや映画鑑賞など幅広いアプリケーションに活用できるとする。

Qualcomm製のBluetoothチップ「QCC5125」と、ESS製DACチップ「ES9018K2M」、および3PEAK製のTPA1882オペアンプを組み合わせており、音質にもこだわった。内蔵のDSPによるアップサンプリングにより、「どんなソースでもマスターレベルのサウンドをお楽しみいただける」とのこと。

60段階で音量レベルを調整可能なボリュームセクションや、安定した電圧を得るための5つの低ノイズのLDOの採用、OVP管理用のチップの搭載、オーディオ専用の100MHz水晶クロックを選択など、細部にまでこだわった設計を行なった。

前面には、専用に設計されたハイコントラストで広視野角な視認性の高いVAディスプレイを搭載。接続や設定の状態が一目で確認できる。

Bluetooth入力に加え、USB-C、光/同軸デジタル入力も装備。ゲーム機のUSBオーディオインターフェースとして使用したり、オーディオ機器同士の接続の切り替えの手間を省くといった利点もある。アナログ出力はRCA×1系統。対応サンプリングレートは、USB-Cが96kHz/32bit、同軸デジタル入力が192kHz/24bit、光デジタル入力が96KHz/24bitまで。

UAC1.0に対応。専用の低遅延モードも搭載し、FIIOコントロールAppから操作して aptX LL優先モードに切り替えることで利用可能。ワイヤレス接続でありながら低遅延サウンドを実現する事ができ、「ゲームをしたり、ドラマを一気見したり、映画を鑑賞する際でも没入感を高める事ができる」とのこと。

マルチポイント接続をサポートし、シームレスに接続機器を切り替えて利用できる。同時に2つのデバイスへのBluetooth接続が可能。ワイヤレスの音源のソースを切り替える際などに切断してから再接続するような手間もない。

Bluetooth接続用に外付け高ゲインアンテナを採用しており、QCC5125チップの能力を最大限に引き出すという。最大30mの範囲で、より高速な接続速度とより安定した信号伝送が可能。

筐体は、コンパクトながら、耐久性のあるアルミニウム合金を採用。正面のパネルには角度をつけたデザインで、どこからでも見やすいディスプレイ、操作しやすいボタン配置などを追求した。

フロントに搭載されたハードボタンとディスプレイを使用して、本体機能の設定やEQなどを直感的に変更可能。7つのプリセットEQが内蔵され、ポップスやクラシックなど音楽ジャンルや好みに合わせた設定が簡単に行なえる。

FIIOコントロールAppからリモートでの操作も可能。離れた場所からでも操作できる。外形寸法は98×96×26.5mm(幅×奥行き×高さ/アンテナ含まず)。重量は約135g。