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TM NETWORKの“ゲワイ(Get Wild)”が初SACD化。コミケ先行発売

写真左から『Gift for Fanks』、『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』。SACDとCDのハイブリッド盤となっており、通常のCDプレーヤーでも再生可能

ステレオサウンドとソニー・ミュージックレーベルズは、テレビアニメ「シティーハンター」のエンディングテーマ「Get Wild」を収録したTM NETWORKのアルバム『Gift for Fanks』と、『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』の2タイトルを、2024年1月12日にSACD/CDハイブリッド盤で復刻販売する。価格は各5,500円。

今月30日と31日に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット103(南3・4 ホール ブース番号2922)では、先行販売される。

今回の復刻する2タイトルは、メンバーのソロ作品を含め、TM NETWORKにとって初のSACD化作品。マスタリングはSony Music Studios Tokyo所属の鈴木浩二氏。

2作品とも全曲でオリジナル・トラックダウンマスターを採用し、「アナログ・テープの経年による変化を補整した以外は、ほとんど手を加えずにSACD層のためのDSD変換を行なった」とのこと。またCD層用のPCM信号は、このDSD信号を元にスタジオ独自の機材を用いて制作。「トラックダウンマスターの持つ、驚くほど生々しい音の質感をSACD層とCD層の両方で味わうことが可能」という。

なお一般的には、収録曲をアルバムの曲順どおりに並べ替えて(アナログマスターの場合はダビングによって)制作されるカッティングマスターを“マスターテープ”としているが、今回のSACD化では、カッティングマスターよりも一世代上流にあたる貴重なトラックダウンマスターを全曲分揃えたとのこと。

『Gift for Fanks』では、テープ幅/スピード等が異なる様々な仕様の10本を超えるトラックダウンマスターを。そして『CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』では、1/2 インチ幅(76cm/s)仕様の4本のトラックダウンマスターをSony Music Studios Tokyoに運び込み、丁寧な手法で音の鮮度の高さを保ったままデジタル変換したという。

商品概要

TM NETWORK「Gift for Fanks」
2024年1月12日 SSMS-069(TDGD90059) 5,500円

<収録曲>
1. Get Wild
2. Come on Let's Dance(This is the FANKS DYNA-MIX)
3. Passenger
4. Your Song(“D” Mix)
5. Dragon the Festival(Zoo MIX)
6. 1/2の助走
7. 愛をそのままに
8. Confession 〜告白〜
9. Rainbow Rainbow(陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)
10. 1974(16光年の訪問者)
11. 8月の長い夜
12. Nervous
13. You can Dance
14. Self Control(方舟に曳かれて)

TM NETWORK「CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜」
2024年1月12日 SSMS-070(TDGD90060) 5,500円

<収録曲>
1. A Day In The Girl's Life(永遠の一瞬)
2. Carol(Carol's Theme I)
3. Chase In Labyrinth(闇のラビリンス)
4. Gia Corm Fillippo Dia(Devil's Carnival)
5. Come On Everybody
6. Beyond The Time(Expanded Version)
7. Seven Days War(Four Pieces Band Mix)
8. You're The Best
9. Winter Comes Around(冬の一日)
10. In The Forest(君の声が聞こえる)
11. Carol(Carol's Theme II)
12. Just One Victory(たったひとつの勝利)
13. Still Love Her(失われた風景)