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「猿の惑星」シリーズ完全新作、5月日本公開。最新予告も

映画「猿の惑星/キングダム」新予告|300年後、この惑星は猿に支配される!?|完全新作 5月10日(金)公開!

映画「猿の惑星」サーガの完全新作となる「猿の惑星/キングダム」の日本公開日が5月10日に決定した。あわせて新たな予告映像も公開されている。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。

人間が高度な知能を持つ猿に支配された未知の惑星という前代未聞の世界観と衝撃的なラスト・シーンで映画史に名を残した「猿の惑星」(1968年公開)。本作は、そのショッキングな世界観の“起源”を解き明かす新シリーズの最新作で、2011年公開の「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」、'14年の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」、'17年の「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続く作品となる。

今作の舞台は、今から300年後の世界。ウィルスが猛威をふるい激変した地球で、大都会だった人間の世界は荒廃し、人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こり、高い知能と言語を得た猿たちが文明的なコミュニティを持った巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。一方で人類は退化し、文化も、技術も、社会性も失い、まるで野生動物のような存在となっていた――。

公開された最新予告映像では、「知っているか? 進化とはなにか――」とかつての人間と猿の関係が語られるところからはじまる。人間と猿が共存していた時代、人間にさまざまな技術があった時代、そんな面影は完全になくなり、人類は退化し、猿が絶対的支配権を持つ、まさに猿の<キングダム>を築こうとしていた。

「猿の惑星/キングダム」場面写真
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

そんな世界で生きる若き猿・ノアは、ある年老いたオランウータンから昔話を聞かされる。それは、猿と人間の共存に関する話だった。「誰も教えてはくれなかった。この世界のすべてを――」と語るノアは、ある日、人間の女性と出会う。彼女は野生動物のような存在となった人間の中で“誰よりも賢い”とされ、猿たちから狙われていた。

彼女と共に行動することになったノアは、想像すらしたことのなかった本当の“人間”を知るうちに、今まさに誕生しようとしている<キングダム>に違和感を覚えていく。一方、この世界を支配しようとする猿は、人類ではなく自分たちが選ばれたと信じ、徹底的に人類を排除しようとしていく。人間との共存へと希望を持つ者。絶対的支配を目論みキングダムを築こうとする者。はたして、この世界で生き残るのは――。

そしてノアが出会った人間の女性に隠された大きな秘密とは何なのか。これまで、作品のテーマとして様々な形で描かれてきた“共存”と“対立”。完全新作となる本作では、<猿>と<人間>の共存をかけ、<猿&人間>VS<猿>の新たなる衝突が描かれる。

監督は「メイズ・ランナー」シリーズのほか、先日発表されたゲーム「ゼルダの伝説」実写映画の監督にも抜擢されているウェス・ボール。「To Leslie トゥ・レスリー」の熱演が話題となったオーウェン・ティーグが主人公・ノアを演じ、他にもNetflixドラマ「ウィッチャー」に出演しているフレイヤ・アーランなど、注目の若手俳優が出演する。

ノアを演じたティーグは、監督を務めたボールについて、「彼は、とても多くのアイデアを持っていて、すばらしいコンセプトを基に、見たこともないような世界を作り上げてくれました。この世界をみなさんに観てもらうのが待ちきれません。彼と一緒に僕たちは、新しい世界を作り上げたのです」と、監督が生み出した新たな“猿の惑星”を絶賛している。