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NHK「映像の世紀」でオッペンハイマー。19日夜10時から

(C)NHK

NHKは、19日放送のドキュメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」において、アメリカの原爆開発を指揮した科学者オッペンハイマーを取り上げる。放送時間は午後10時から10時45分まで。NHKプラスでも配信する。

「我は死、世界の破壊者」と、人類初の核実験を振り返ったオッペンハイマー。番組では、今なお賞賛と呪いの両方を浴び続ける天才科学者の記録を辿る。

ニューヨークのユダヤ人家庭に生まれ、ハーバード大学を飛び級しながら首席で卒業、「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマーは、アメリカ国内で「戦争を終わらせた英雄」と称えられたが、自分自身は深い罪の意識に苦しんでいた。戦後は、一転してアメリカの水爆開発に異議を唱える。そして赤狩りの対象となり、公職から追放された。