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メリディアン、音楽配信を本格サウンドで再生「Systema 3200 Streamer」

Meridian Systema 3200 Streamer

ハイレス・ミュージックは、ストリーミング音楽を本格的な音質で再生できる英メリディアン・オーディオのオーディオ・システム「Meridian Systema 3200 Streamer」を3月25日に発売する。価格はブラックが1,639,000円、セレクトカラーが1,749,000円。セレクトカラーではスピーカーの仕上げ色を256色から選択できる。

セレクトカラーではスピーカーの仕上げ色を256色から選択できる

スピーカーの「DSP3200」、ゾーン・コントローラー「Meridian 218」、ストリーマー「Meridian 210」という3つのコンポーネントで構成。これらを全てLANケーブルで同一ネットワークに接続することで、iOS/Android端末のアプリから操作し、再生できる。

昨年12月にスピーカーのDSP3200と、ゾーン・コントローラーのMeridian 218をセットにした「Systema 3200」を発売しているが、そのユーザーがストリーミング音楽への興味、関心が高いことから、ストリーマーのMeridian 210をパッケージした「Meridian Systema 3200 Streamer」が追加発売される事になった。

「Systema 3200と同じくハイエンド・オーディオで培われた、アナログ技術、ノウハウを忠実に踏襲しながら、最新のデジタル信号処理エンジンにより、ストリーミング音源やワイヤレス再生の音質と利便性をともに重視した、プレミアムなオーディオ・システム」だという。

スピーカー部には、余力のある電源部とパワーアンプ75W×2基を左右に各々搭載。低音域とワイドレンジ・ユニットを別のアンプで駆動させるバイアンプ方式により、小音量から大音量まで、ダイナミックで音楽性豊かな再生を実現。特に、低域再生能力を容積比8倍相当のシステム同等まで拡張したとする。DSPエンジンも搭載した。

スピーカーユニットごとに最適化された周波数特性の信号を生成する、独自のビスポーク・シグナルマッピング技術も投入。独自のデジタルフィルターやディレイ回路を用い、全周波数帯域で、ユニット毎の群遅延を適切に補正。2つのユニットの音をリスナーの耳に遅延なく同時に到達させることで、より自然な音楽再生を楽しめるという。

筐体は、内部反射を抑制するために、平行面を最小にする構造を採用。光沢のあるピアノフィニッシュ仕上げになっている。前後、左右のテーパー形状により部屋の空間全体に自然な広がり感が得られるとのこと。

高性能で省電力かつ小型のコントローラー部とストリーマー部は、多層基板を使用。独自のデジタル・プレシジョン技術や豊富な音質ノウハウを結集し、ストリーミング再生における音質劣化を最小限に抑えた。

BluetoothやWi-Fi接続を介し、携帯デバイスからもストリーミング再生が可能。専用アプリにより、基本操作に加えて天井高や設置場所に合わせた音質を簡単に調整する事もできる。デジタル信号領域で処理する事で、よりデリケートな低域、高域の調整、音像の高さ、左右の定位などを、音楽的なバランスを損なわずに細かく調整する独自のImage Focus技術を採用する。

コントローラー部には、アナログ、光入力、同軸デジタル入力端子を備え、ネットワーク接続もサポート。

ゾーン・コントローラー「Meridian 218」の背面

ストリーマー部には、フラッグシップモデル「Ultra DAC」で開発されたデジタル信号のSN比を最大化する独自のデジタル・プレシジョン技術を搭載した。本体内部には、Bluetooth用とWi-Fi用のアンテナを2基搭載。ハイレゾ音源をBluetoothで送受信できるaptX HDにも対応する。

ストリーマー部には、同軸デジタル×1、Meridian SpeakerLink×2を装備。入力端子は同軸デジタル×1、光デジタル×1、USB入力(USB-A)×1、Meridian SpeakerLink×1、LAN端子×1。

ストリーマー「Meridian 210」の背面