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「きのこの山ワイヤレスイヤホン」3月26日発売。Makuakeで限定3500台、2.98万円

「きのこの山イヤホン」

明治は、「きのこの山ワイヤレスイヤホン」を3月26日12時よりMakuakeにて発売する。3,500台の数量限定で価格は29,800円。発売に先駆け、成田空港にて初お披露目となる発表会が行なわれた。

同製品は、本体はきのこの山を模しており、充電ケースもきのこの山の箱をイメージしたデザインとなっている。きのこの山のグローバル開発の象徴として、「きのこの山で言語の山(壁)を超える」という意味を込めて、世界74カ国の言語と70の方言アクセントの同時翻訳機能を備えているのも特徴。

イヤフォン型リアルタイムAI翻訳機「Wooask」を手がけるウェザリージャパン協力のもと、自分の言葉を外国語(音声)に変換してくれる「スピーカーモード」と、イヤフォンをひとつずつ装着することで、双方の会話をリアルタイムで翻訳する「タッチモード」&「フリートークモード」を搭載する。

アプリで翻訳モードを選んで利用できる

開発のきっかけは、昨年7月に公式X(旧Twitter)にて、明治のありそうでなかった雑貨として投稿したこと。同11月に、ロングセラーブランド「きのこの山」「たけのこの里」をグローバル展開するための「KINOTAKE GLOBAL SUMMIT」のなかで製品化を発表し、直近では、公式Xにて3月下旬に発売するとアナウンスしていた。

きのこの山は、立体商標を取得している唯一無二の形であることから、イヤフォンの形状やケースのデザインは、実物のきのこの山に極限まで近づけられるよう徹底的に追求。7カ月におよぶデザインの開発期間を経て発売に至ったという。

とくに「耳に“きのこの山”が刺さっている!?」と見間違えてしまうほどの面白さ、楽しさを実現させたい思いから、装着時にきのこの山に見えるフォルムを目指した。

ケースデザインは可愛さにこだわり、置き型式を採用。蓋を開けると、きのこの山のフォルムがしっかり見える設計とした。各ケースと同封する証明書にはシリアルナンバーを記載し、世界に一つだけのオリジナル仕様とした。

充電ケース

きのこの山イヤホンのスペックは、Bluetooth 5.3準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。周波数帯域は20Hz〜20kHz。連続再生時間はイヤフォン単体で6時間、充電ケース併用で20時間。充電時間はイヤフォンが1.5時間、充電ケースが2時間。重量はイヤフォン片側約5g。充電ケースは約50g。

発表会には、俳優・アーティストの森崎ウィン氏が登壇。事前にきのこの山イヤホンを体験しており、「きのこの山の形をしていますが、着けてみるとしっかりとフィット感があって、着けているときは自分の姿はわからないのですが、ふと鏡を見たときにキュートだなと。きのこの形をしていますが非常に着け心地の良いイヤフォンです」と感想を述べた。

音については、「最初に自分の曲を聴きました。音楽を聴く瞬間というのは、音楽にどれだけ没入して、自分の世界観を広げてくれるかというところを大事にしているのですが、このイヤフォンはすごく広げてくれました。最高です」とコメントした。

森崎ウィン氏
きのこの山イヤホンを着けたところ

森崎氏は「実はたけのこ派」とのことで、たけのこの里のグッズへの要望はないか問われると、「たけのこの里は是非ヘッドフォンにチャレンジしていただきたい。大きいたけのこの里がパカッと開いてヘッドフォンになる、というのを俺はマジで期待しています」と熱く語った。

なおたけのこの里については、詳細は明かせないものの、グッズ化は決定しているという。「たけのこの里派のみなさんもご期待ください」とのことだ。