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ブリティッシュサウンドが楽しめるONIX初のポータブルプレーヤー

「Overture XM5」

MUSINは、英ONIXブランドより、40年に渡って継承されてきたチューニングを採用したというブランド初のポータブルオーディオプレーヤー「Overture XM5」を、7月31日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は130,680円前後。予約は24日11時から受け付けている。専用レザーケースも同日発売する。こちらも価格はオープンプライス、店頭予想価格は7,920円前後。

7月13~14日に開催された「ポタフェス2024 夏 秋葉原」で参考展示されていたモデル。ESS製の超低ノイズフラッグシップDAC「ES9039SPRO」を搭載し、40年にわたり継承してきたONIXサウンドの“核”となるブリティッシュチューニングを採用したプレーヤー。ONIXのクラシカルなサウンドに最適化された、パワフルで高性能なD/A回路を備え「ノイズレスで純度が高く、ダイナミックレンジに優れたサウンドクオリティを実現した」という。

アンプ回路には、低歪みで高性能なヘッドフォンアンプIC「TPA6120A2」を2基採用した。最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 512のハードウェアデコードに対応する。

出力端子は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス。Gainは3段階で、最大出力レベルは3.5mmシングルエンド接続時で310mW@32Ω(High Gain)、4.4mmバランス接続時で1,069mW@32Ω(High Gain)。

Bluetooth 5.2に準拠しており、Bluetooth送受信が可能。対応コーデックは送信・受信ともにLDAC、aptX HD、aptX、AAC、SBC。USB DACとしても使用できる。

7,000mAhのバッテリーを内蔵し、連続再生時間はシングルエンド接続時で約14時間、バランス接続時で約12時間、Bluetooth送信時で約76時間。最大2TBまでのmicroSDカードを利用できる。

筐体はCNCユニボディ加工で製作され、グリップのしやすさを考慮したサイドカッティングデザインと、ONIXのシンボルとなる金メッキボリュームダイヤルを備えたONIXブランドデザインを採用。前面に4つの物理ボタンがあり、再生・停止・曲送り・曲戻し操作ができる「どこか懐かしさを感じるビンテージなデザイン」だという。

ディスプレイは720×720ドットの3型タッチスクリーンで、設定から表示角度を4種類(0度、90度、180度、270度)から選択でき、プラグポジションや前面ボタンの操作など、自分好みの使用感に合わせて選択できる。外形寸法は115×69.6×19mm、重さは約275.6g。

同日発売の専用レザーケースは、薄く強度に優れたナッパレザーを採用したもので、70工程以上の職人技により、しなやかでエレガントな質感に仕上げているという。ONIXデザインを反映して、ブラックのナッパレザーにイエローカラーのステッチが施されている。