Binary Acoustics、DD4基構成の有線イヤフォン「DYNAQUATTRO JPVer」

DYNAQUATTRO JPVer

リアルアシストは、Binary Acousticsブランドの新製品として、片側4基のダイナミックドライバー(DD)を搭載した優先イヤフォン「DYNAQUATTRO JPVer」を9月28日より発売する。価格は51,350円。

ダイナミックドライバー1基で広い周波数特性を得られるのに対し、あえて4基のダイナミックドライバーと、3ウェイの周波数分割、2次クロスオーバーを組み合わせることでより広い周波数特性を獲得したとするイヤフォン。総振動版面積は193平方ミリメートルに及ぶとのこと。

高域担当のダイナミックドライバーには、金属コーティングを使用しない、純アルミニウム・ダイアフラムを採用。さらにスターリングシルバーコイルを搭載した特別なドライバーを用いた。

中域のドライバーには、軽量で硬い特性を持つ金属・サーメット素材を使ったテクスチャレス・ダイアフラムを搭載することで、高域の伸びと過渡応答を実現。

そして低域には、10mm径のデュアルダイアフラム・デュアル・マグネット構造の強力なドライバーと、6mm径のウールペーパーコーン・ダイアフラムを組み合わせた複合ドライバーを選択。

これらを3ウェイクロスオーバーでコントロールしており、「異なる周波数の音を正確に合わせ、調整して、豊かで繊細かつ重層的なサウンドを生み出す」とする。

フェイスプレートは、アルミ合金によるCNC削り出しで、歯車や機械をモチーフにしたデザインを採り入れている。

なお、国内向け仕様ではジャックは4.4mmが標準仕様となります

周波数特性は20Hz～20kHzで、インピーダンスは23Ω。感度は111dB/Vrms@1kHz、全高調波歪率は<1%@1kHz。日本産リッツケーブル＋シルバーコーティング・リッツのハイブリッドケーブルをバンドル。ジャック部分は4.4mm。