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水月雨、約30000円の本格USB-Cイヤフォン「星光 - Star Light」
2024年9月27日 13:00
水月雨ジャパンは、水月雨(MOONDROP)ブランドより、USB-C接続の有線イヤフォン2機種を発売した。価格はともにオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、マグネシウムリチウム合金ドーム振動板を採用した「星光 - Star Light Type-C」が30,000円前後、エントリーモデルでマイク付きの「Quark 2 Type-C」が3,400円前後。
星光 - Star Light Type-C
純ベリリウム材料よりも軽量で、十分な剛性を持つマグネシウムとリチウムを振動板の素材として採用。マグネシウムリチウム合金は金属材料の中でも非常に優れた減衰係数を持つため、周波数帯域を大幅に拡大し、より多くのディテールを再生するだけでなく、余分な共振を抑制し、より自然な高音を鳴らすという。
ドライバーは10mm径ダイナミック型。磁気回路の構造を改良し、磁気ギャップの磁束密度を最大1.18Tに高めることで、変換効率を約50%向上。同じ機器で駆動する際、より幅広いダイナミックレンジを実現した。本格的なイヤフォンながら、プラグ部にUSB-Cを採用したケーブルが付属するのが特徴。
強力な可変式DSPで音質を最適化。4層イマージョンゴールド回路と高精度コンポーネントを採用し、上限120dBのダイナミックレンジと最小0.0008%の全高調波歪みを実現した。
音響ノズルはCNC加工された真鍮部品に金メッキを施したものを採用。ノズルの先端には、新世代「交換式音響フィルター」を備え、簡単に取り外しや交換が可能になっている。
再生周波数帯域は12Hz〜22kHz。インピーダンスは15Ω±15%(@1kHz)。感度は123dB/Vrms(@1kHz)。全高調波歪は0.00078%以下。
Quark 2 Type-C
現在のニーズに基づき、最新のテクノロジーとハードウェアを組み合わせて開発したエントリーモデルのイヤフォン。プラグ部はUSB-Cで、スマホ、タブレット、PCにそのまま接続して使用できる。
遮音性能に優れた密閉型フロントキャビティ構造を採用し、専用の7.8mm径マイクロダイナミックドライバーを備えている。
高効率のN52マグネット磁気回路と軽量なCCAWコイルの組み合わせにより、優れたエネルギー変換効率と素早いレスポンスを確保。硬い液晶ポリマードームと柔軟なエッジを組み合わせた小型ダイナミック振動板が、優れた広帯域レスポンスと豊かなディテールを提供するという。
異なる特性のダンピング材料を使用したダブルダンピング構造により、中高域の共振を減少。音のディテールを保ちながら、エントリーモデルによく見られる高域の刺さりを除去している。
新しい40nm高性能USBオーディオSOCを採用。チップ内にCPU、RAM、DSP、デコーダー回路、アンプ回路が統合されており、最大384kHz/32bitのデコードに対応する。ケーブルには3ボタンリモコンも備え、音量調整や局の操作、通話対応が行なえる。リモコン部にはマイクも内蔵した。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。THDは0.05%以下(@1kHz)。ケーブル長は1.2m。