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シャープ、43型約12万円からのGoogle TV搭載4Kアクオス

65型4K液晶アクオス「4T-C65GL1」

シャープは、映り込みを抑える低反射パネルを採用した4K液晶テレビ「AQUOS GL1シリーズ」を、10月26日より発売する。75型、65型、55型、50型、43型の5サイズをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12.1万円前後(43型)から。

AQUOS GL1シリーズ  10月26日発売
・75型「4T-C75GL1」 27.5万円前後(センターポジションスタンド)
・65型「4T-C65GL1」 19.8万円前後
・55型「4T-C55GL1」 15.4万円前後(2ウェイスタンド)
・50型「4T-C50GL1」 13.8万円前後(2ウェイスタンド)
・43型「4T-C43GL1」 12.1万円前後

2023年6月に発売した、4K液晶アクオスのエントリー「FL1シリーズ」の後継機。画像処理エンジンが従来の「Medalist S4」から「Medalist L1」へ進化。ネット動画もより高品位に楽しめるようになったほか、画面の明るさを控えめにして消費電力を抑制する「節電モード」も備えている。

75型のみ、センターポジションスタンドを採用する。スイーベルはできない

全5モデルとも、液晶パネルは4K/3,840×2,160解像度(倍速非対応)。表面には、外光や照明の映り込みを低減する低反射処理を施した。LEDバックライトは直下型。独自の高効率LEDバックライトシステムで、消費電力を抑えたまま画面輝度を高める「リッチブライトネス」も搭載する。

高精細、色鮮やか、高コントラストで映像を楽しめる新開発画像処理エンジン「Medalist L1」を採用。8Kテレビで培った精細感復元とリアリティ復元技術を応用した4K超解像アップコンバートや、回線状況に応じて解像度が変化するネット動画をクリアな映像で再現するネット動画クリア補正も利用できる。

サポートするHDR規格は、HDR10、HLG、Dolby Vision。サイズの大きい75型・65型のみ、色彩表現力を高める広色域技術「リッチカラーテクノロジー」を備える

75型4K液晶アクオス「4T-C75GL1」

OSはGoogle TV。インターネットにつなぐだけで、NetflixやAmazon Prime Video、dTV、Huluといった動画配信サービスやゲームなどのアプリが楽しめる。

リモコン上段には10つの動画サービスのダイレクトボタンを搭載しており、ダイレクトボタンを押せば動画サービスをすぐに起動できる。ダイレクトボタンはNetflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、FOD、Net-Vision、TVer、YouTube、Disney+。

内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、バスレフ型スピーカーボックスを採用。最大出力は10W+10W。全モデルがDolby Atmosに対応し、劇場で体験できるような立体音響を家庭で手軽に楽しめる。

搭載チューナーはBS/110度CS 4K×2基と、地上/BS/110度CS×2基。別売りの外付けUSB HDDを接続することで、裏番組録画が可能になる。

HDMI入力は4系統で、ARC、ALLM機能をサポート。そのほか、AV入力、光デジタル出力、LAN端子も備える。USBはメモリー用×1、HDD用×1。Wi-Fi 5、Bluetoothに対応する。

消費電力/年間消費電力
・4T-C75GL1:約283W 207kWh/年
・4T-C65GL1:約193W 166kWh/年
・4T-C55GL1:約146W 124kWh/年
・4T-C50GL1:約126W 110kWh/年
・4T-C43GL1:約140W 107kWh/年

AIで画音質を自動調整する4Kアクオス「GN2」に43型追加

43型4K液晶アクオス「4T-C43GN2」

2024年7月に発売した、4K液晶テレビ「AQUOS GN2シリーズ」に、43型サイズが追加される。発売は10月26日。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17.6万円前後。

サイズ以外は、現在発売中のGN2シリーズと共通の仕様。AIプロセッサーを採用し、画質と音質を“おまかせ”で自動調整できる機能を搭載。2つの番組を左右同時に表示できる「ズーム2画面」機能も備える。

なおGN2シリーズは、43型以外に、55型・50型が発売されている。