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SamsungとGoogleが3Dオーディオ「Eclipsa Audio」共同開発。YouTubeで公開、対応TVで再生
2025年1月6日 10:50
韓国のSamsung Electronicsは現地時間の3日、Googleと3Dオーディオ技術「Eclipsa Audio」を共同開発したと発表。Eclipsa Audioトラックを含む動画をYouTubeにアップロードできるのが特徴で、Samsungは、同社の2025年のテレビやサウンドバーにEclipsa Audio対応モデルを投入していく。
Eclipsa Audioにより、クリエイターはダイナミックで臨場感あふれるオーディオコンテンツを作成できるようになり、Samsungのテレビでそのオーディオをシームレスに再生できる。「魅力的なオーディオとビジュアルの体験をこれまで以上に消費者に近づける」とのこと。
Eclipsa Audioを使用すると、クリエイターは音の位置や強度、空間反射などのオーディオデータを調整して、臨場感のある3次元サウンド体験を作り出せる。2025年以降、クリエイターはEclipsa Audioトラックを含む動画をYouTubeにアップロードできるようになり、対応するSamsungデバイスを使うと、プレミアムな空間オーディオのサウンドでYouTube動画を視聴できるという。
Samsungは業界で初めてEclipsa Audioを採用し、Crystal UHDシリーズからプレミアムフラッグシップのNeo QLED 8Kモデルまで、2025年のテレビラインナップ全体にこの技術を統合する予定。また、SamsungとGoogleは電気通信技術協会(TTA)と協力し、Eclipsa Audioを使用するデバイスの認証プログラムを策定している。