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米YouTube、256kbpsの高音質化機能などベータ版。Premium加入者向け
2025年1月23日 16:00
米Google傘下のYouTubeは、有料サービス「YouTube Premium」加入者が利用できる機能として、ミュージックビデオの音質を256kbpsに高音質化する機能や、YouTubeショート動画のダウンロード機能といった新機能のベータ版を提供開始した。
YouTube Premium加入者は、専用ページから各ベータ機能をON/OFFできる。なお1月23日14時15分時点で編集部で確認したところ、日本語版専用ページでは一部ベータ機能のみアクセスできる。
日本語版専用ページで確認できたのは「ジャンプ機能(ウェブ)」と、「ショート動画のピクチャー イン ピクチャー(iOS)」、「ショート動画のスマート一時保存(iOS)」の3つ。ジャンプ機能は2月5日まで、そのほかふたつは2月19日まで利用できる。
「ジャンプ機能(ウェブ)」は、視聴データとAIを活用して、ほとんどの視聴者がスキップしそうな場所まで早送りするというもの。これまでモバイルアプリでは利用可能だったが、テスト機能ではWebブラウザ経由での視聴時にも利用可能となる。
ショート動画に関するベータ機能は、どちらもiOS限定のもの。「ショート動画のピクチャー イン ピクチャー」はYouTubeショート動画を視聴中に、別のアプリに切り替えてもピクチャー・イン・ピクチャーで再生が継続される機能、「ショート動画のスマート一時保存」は、おすすめのショート動画が自動でデバイスに一時保存され、オフラインでも視聴可能になる機能。
そのほか、英語版のYouTube公式ブログでは、モバイルデバイスで最大4倍の再生速度を選べる機能や、AIを活用した機能として、視聴している動画に関する質問に応える対話型AI機能(iOS)などを順次提供すると告知している。