ニュース

SENDY AUDIO、平面磁界ドライバ搭載で8.8万円のオープン型「Aiva 2」

Aiva 2

アユートは、SENDY AUDIOのプラナーマグネティックドライバー搭載、新オープン型ヘッドフォン「Aiva 2」を、3月8日に発売する。価格は88,000円。既存の「Aiva」をベースに振動板やサウンドチューニング、仕様をアップデートしたモデルとなる。

Aiva 2

SENDY AUDIOブランド第1弾で、リファレンスとなる「Aiva」をベースに、アップデートしたモデル。幅広い周波数帯で歪みが少ないという97×76mmのプラナーマグネティック(平面磁界)ドライバーを搭載。

振動板はAivaよりもさらに薄く、高強度と高剛性を併せ持つ厚さ1μm(0.001mm)の超薄型両面磁性複合平面振動板を採用。トランジェントに優れ、高い解像度と広いダイナミックレンジ、タイトながら深いサブベース再生を実現したという。

ハウジングには、SENDY AUDIOの得意とする木材加工技術を使用し、シックなカラーの天然無垢材ゼブラウッドを採用。黒壇とも言われるゼブラウッドは優れた音響特性を持ち、CNC加工と特殊な硬質陽極酸化処理をされた航空グレードのアルミニウムとの組み合わせている。

スチール製ヘッドバンドには上質なラムレザーを使用。イヤーパッドはハイプロテインレザーをベースに、内側にメモリーフォーム、表面にはベルベット生地を採用した。

イヤーパッド形状は様々な顔型に対応させるため、ビッグデータに基づきユニークな斜めデザインを採用。高い密閉性と共に、長時間装着しても疲れにくい快適な装着性を確保したという。

ケーブルは着脱可能。ヘッドフォン側コネクターには新たに3.5mm×2を採用し、「より強固な固定と汎用性を確保した」とのこと。

付属ケーブルは取り回しがよくニュートラルなサウンドの約18m 6N OCC 4芯リッツ線に 4.4mmバランスストレートプラグを採用。約10cmの4.4mm to 3.5mm変換ショートケーブルも付属する。

ヘッドフォン側コネクターには新たに3.5mm×2を採用
付属品一覧

ハウジングなどに、高品質の天然無垢材を採用。木材選択、カッティング、CNCカービング、研磨、塗装と空気乾燥を繰り返すため、ヘッドフォンの木目と質感は一台一台異なる。

インピーダンスは32Ω、再生周波数帯域は20Hz~40kH。感度は96dB、重量約420g(ケーブル含まず)。