RIAJ、2008年第4四半期の有料音楽配信売上実績を発表

 　社団法人日本レコード協会(RIAJ)は25日、2008年第4四半期(10～12月)における有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比103%の1億2,129万回、売上金額は同116%の233億6,000万円となった。

　統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

　インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比127%の1,104万8,000回、金額では同142%の24億900万円となった。回数の内訳は、シングルが前年比126%の1,003万3,000回、アルバムが同133%の56万9,000回。

　モバイルは、ダウンロード数が前年比101%の1億1,023万3,000回、金額が同114%の205億5,700万円。うち、シングル楽曲は、数量が前年比116%の3,697万7,000回、金額が同127%の126億2,800万円。その他に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比141%の2億900万円、モバイル向けが同91%の1億100万円。

　2008年累計では、ダウンロード数は前年比103%の4億7,918万8,000回、金額で同120%の905億4,700万円で、4年連続で前年を上回る結果となった。内訳では、インターネットからのダウンロード数が同135%の4,186万9,000回、金額が同152%の90億1,500万円。モバイルはダウンロード数が同101%の4億3,728万5,000回、金額が同117%の798億5,400万円。その他に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが同178%の8億1,100万円、モバイル向けが同95%の4億200万円。