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Netflix、WBCの視聴データを公開。累計視聴者数は3140万人

Netflixは25日、先日行なわれた「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC(以下WBC)」について、Netflixでの視聴データを公開した。

情報はNetflixの視聴データと、ビデオリサーチ社の視聴データを組み合わせた形で分析されたものだ。

WBCの全47試合での累計視聴者数は3,140万人となった。これは、過去に行なわれたWBCの配信としても、MLBを含めた野球配信としても、グローバルで過去最大の視聴量だったという。

WBCの累計視聴者数

もっとも視聴者を集めたのは「日本 対 オーストラリア戦」で、1,790万人が視聴した。これは日本におけるNetflix単一タイトルとして、史上最多のものだという。この集計は、映画・アニメ・シリーズ作品・スポーツ中継全てを含めたもので、どの作品よりも多くの視聴が集まったことになる。

なお、過去のWBCでは、2023年の地上波における視聴者数は、第一次ラウンドから決勝までの7試合累計で9,446万人だった(ビデオリサーチ調べ)。有料配信であったこと、日本がベスト8にとどまったことなどから視聴者数は減少した。

視聴者属性のデータを見ると、最も多いのは50歳以上。野球を好む人口から考えると不思議はないのだが、35歳未満が30%以上と、若年層に不利な有料配信にも関わらず、若い層の利用者が多いことがわかる。

また、男女比も20歳以上では半々に近く、女性の視聴者を集めていたと推定できる。

視聴者属性

今回の配信では、日本戦だけでなく、20の国と地域が参加する47試合全てが配信された。そのためか、日本戦以外も視聴した人は全体の半数を超えており、今大会の視聴における1つの特徴になったと考えられる。

前出のように、日本戦のトップ視聴量となったのは日本対オーストラリア戦。日本戦以外では決勝戦となったアメリカ対ベネズエラのほか、日本と同じプールCで激戦となったオーストラリア対韓国もランキングに入っている。

試合別の視聴状況。日本戦以外も視聴した人は半数を超えている

視聴デバイスとしては85%がテレビで、38%がスマホで視聴していたという。この統計はマルチデバイスであり、テレビとスマホの両方で場所や時間を問わずに視聴していた人が一定数いた、ということも示している。

日本戦の平均視聴時間は1試合あたり147分とかなり長い。すなわち、試合の最初から最後までを楽しんだ人が多い、ということなのだろう。

視聴デバイスはテレビが中心。日本戦の視聴時間はかなり長めだった

その地域におけるNetflix加入者のうち、WBCを視聴した人の割合で見ると、WBC代表選手を多く輩出する東北・九州、中でも、大谷翔平・菊池雄星選手の出身地である岩手県や、村上宗隆選手の出身地の熊本県などで相対的に特に多く見られていたようだ。

各地域ではパブリックビューイングも開かれ、盛況だったという。

地域別の視聴状況。地域におけるNetflix加入者のうち、WBCを視聴した人の割合によるヒートマップ
選手の出身地を中心に、各地でパブリックビューイングを開催

なお、もう1つのトピックとして、NetflixがソーシャルメディアやYouTubeで展開していたコンテンツの視聴状況がある。

ソーシャルメディアや動画配信サイトで展開された関連コンテンツも活発に利用された

インフルエンサーからの公式コンテンツ配信や動画配信サイトでの関連動画配信で認知を盛り上げる作戦を採っていたが、関連動画の総数は1,700本、総再生回数は2.7億回に達したという。その中には、稲葉浩志による『タッチ』スペシャルムービーも含まれ、700万再生を突破したという。

『2026 ワールドベースボールクラシック』|Netflix 大会応援ソング|稲葉浩志「タッチ」|スペシャルムービー

Netflixで日本コンテンツを統括する坂本和隆氏のコメントは以下のとおり。

坂本和隆氏

この度、Netflixとして国内初となる本格的なスポーツライブ配信を無事に完遂することができました。各国代表の選手たちによる素晴らしいプレーと、その舞台裏にある熱いドラマに心から敬意を表します。また、本大会を共に盛り上げてくださった関係者の皆様、ならびに100社を超えるパートナー企業や自治体の皆様の多大なるご協力に、深く感謝申し上げます。今回の成果と学びを糧に、今後もNetflixでしか体験できない新しいライブ配信の形を追求してまいります。