NVIDIA、PCゲームを大画面TVで楽しめる「3DTV Play」

-米国でパナソニックと体験イベントを実施


3月15日(現地時間)発表

標準価格:39.99ドル


 NVIDIAは15日(現地時間)、薄型テレビで3D立体視でPCゲームを楽しめる「NVIDIA 3DTV Play」を発表した。

利用イメージ

 NVIDIAのGeForce GPUを搭載したデスクトップPCやノートPCを3D対応の薄型テレビに接続し、大画面で3Dゲームを楽しめるようにするソフトウェアソリューションで、今春に米国で39.99ドルで発売予定。NVIDIAのゲーム用3D立体視ソリューション「NVIDIA 3D Vision」のユーザーには無償で配布する。なお、日本でのパッケージ版発売については未定としている。

 3DTV Playの発表に合わせて、パナソニックが3月15日から4月17日まで全米で展開しているフルHD 3Dホームシアターの訴求イベント「Panasonic Touch the Future Tour」に協力。3D対応のフルHD VIERAとVIERA付属のメガネ、3DTV Playをインストールしたパソコンを組み合わせて、3D立体視ゲームの体験デモを行なっている。

 3DTV Playでは、「World of Warcraft -Wrath of the Lich King」、「Battlefield BadCompany 2」、「James Cameron’s Avatar:The Game」などのゲームに対応し、自動的に立体3Dに変換。1080/24p、720/60p、720/50pをサポートし、HDMI 1.4/3D対応のテレビで3D立体視が楽しめる。

 また、コーレルやサイバーリンク、ArcSoft、Roxioなどの再生ソフトウェアを追加することで、Blu-ray 3Dの再生にも対応する。


(2010年 3月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]