ソニックとRealD、家庭向け3D映像配信/ビデオ作成で提携

　米Sonic Solutions(ソニック)は9日(現地時間)、家庭向けに3D映像を制作/公開/再生するためのソリューション開発において、米RealDと戦略的提携を締結したと発表した。

　今回の協力の一環として、ソニックはRealD独自の3Dフォーマットである「RealD Format」を「RoxioNow」のプラットフォームに統合中。これにより3Dビデオのオンライン配信を可能にし、ネットワーク接続した家電機器に映画レベルの高品質な3D映像を効率的に配信できるようになるという。さらに、動画作成などRoxioのコンシューマ向けソフトにおいてもRealD Formatに対応予定としている。新しい3D対応製品やサービスの実現は今夏を予定している。

　RealD Formatは、独自フィルタ群とHDインフラを使用した高品位3D映像配信向けに、左眼/右眼用のストリームを1つのチャネルで多重伝送する技術を組み合わせた、サイドバイサイド方式の拡張版。RealDは、家庭向け3Dの推進でソニーとパートナーシップを結んでいるほか、Samsungや東芝、ビクターとも3D技術で協力している。