RIAJ、2010年10月のレコード生産実績を発表

-シングルCDは前年比93%、アルバムは118%


 日本レコード協会(RIAJ)は10日、2010年10月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比97%の2,420万枚・巻、金額が同84%の243億円で、数量・金額ともに前年を下回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比93%の426万8,000枚と前年を下回ったものの、12cm CDアルバムは同118%の159万5,000枚で前年を上回った。アナログディスクは3,000枚(同52%)、カセットテープは21万7,000巻(同82%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比78%の3万9,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比58%の381万9,000枚。

【2010年10月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計4,2682193%2,9471586%
12㎝ CDアルバム計15,90578118%17,05484104%
アナログディスク計3052%5037%
カセットテープ計217182%210183%
その他39078%57079%
合計20,432100111%20,273100101%

【2010年10月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,81910158%4,05710045%
テープ・その他-51-16
合計3,76810057%4,04110045%


(2010年 11月 19日)

[AV Watch編集部 古川 敦]