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東芝、BDレコーダから番組転送可能な8型Windows 8.1タブレット。約3万円のAndroidモデルも

dynabook Tab VT484シリーズ

 東芝は、8型ディスプレイを採用し、BDレコーダ「レグザブルーレイ」からの録画番組持ち出しなどにも対応したWindows 8.1搭載タブレット「dynabook Tab VT484シリーズ」3機種を11月22日から順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、64GBストレージメモリ搭載で「Office Home and Business 2013」もプリインストールした「VT484/26K」が6万円台半ば、その32GBモデル「VT484/23K」が6万円前後、32GBで「Office Personal 2013」をインストールした「VT484/22K」が5万円台前半。

 また、エントリーモデルとして7型のAndroidタブレット「REGZA Tablet AT374」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後の見込み。

dynabook Tab VT484シリーズ

 3機種共通の特徴として、タッチパネルタイプの8型、800×1,280ドット液晶ディスプレイを採用。LEDバックライトを採用している。

 AV系の機能として、BDレコーダの「レグザブルーレイ」と連携。レコーダで録画した番組をタブレットに持ち出し転送し、再生できる。「26K」では、プリインストールされた「RZスイートexpress」を使用する。

 なお、東芝製以外のレコーダを使っている場合や、「23K」と「22K」では、Windowsストアから「RZスイートexpress」(ストア版)をダウンロードし、東芝サービスステーションから最新の「RZスイートexpress」(デスクトップ版)ダウンロード/インストールする必要がある。いずれもソフトは12月中旬配信予定。

dynabook Tab VT484シリーズの背面

 「26K」ではさらに、ビデオ通話を録画できるSkype録画機能や、写真編集機能を備えたソフト「PaintShop Pro for TOSHIBA」、動画編集ソフト「VideoStudio X6 VE for TOSHIBA」をプリインストールしている。

 3機種ともプロセッサはAtom Z3740(1.33GHz、最大1.86GHz)。メモリは2GB。IEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN機能を内蔵し、Bluetooth 4.0をサポート。ステレオスピーカー、モノラルマイク、microSDカードスロット、HDMIマイクロ出力などを備える。前面に約200万画素、背面に約800万画素のデジタルカメラも搭載。

 バッテリの持続時間は約11時間。外形寸法は213×135.9×10.7mm(縦×横×厚さ)、重量は約445g。

エントリーの7型Androidタブレット

 Android 4.2を採用したタブレットで、ディスプレイは7型、600×1,024ドット。CPUはクアッドコアのRK3188(1.6GHz)を採用。メモリは1GB、ストレージメモリは16GB。前面約30万画素、背面約300万画素のデジタルカメラも搭載する。

7型のAndroidタブレット「REGZA Tablet AT374」

 ステレオスピーカーを搭載し、SRS Audio Enhancementを搭載。コミュニケーションアプリ「ハングアウト」などもプリインストールしている。

 microSDカードスロットも搭載。USB端子も備えている。無線LANはIEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0にも対応。バッテリ駆動時間は約8時間。外形寸法は約197×115.8×10.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約345g。

(山崎健太郎)