ニュース

路線バスのみを乗り継いで目的地を目指す、太川&蛭子コンビの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」DVD化

ローカル路線バス乗り継ぎの旅
※ジャケットとは異なります
(C) 2014 テレビ東京/テレビ東京制作

 2007年より、テレビ東京系列の「土曜スペシャル」で不定期放送されている、異色の旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が、2014年4月2日にDVD化される。「京都~出雲大社編」(BBBE-8891)、「松阪~松本城編」(BBBE-8892)の2作品が発売され、価格は各4,104円。発売元はテレビ東京、販売元はハピネット。

 旅先を紹介するのではなく、目的地に辿り着けるかどうかをメインテーマとした旅番組で、移動手段に路線バスのみを使用し、ネット検索も不可という“縛り”があるのが特徴。高速バスや鉄道は使わず、比較的狭い地域を走る路線バスを複数乗り継ぎながら、3泊4日の制限時間内に目的地へ到達できるかどうかが見所となっている。

 路線バスを乗り継ぐため、待ち時間が数時間あったり、途中で連結が途絶えて先に進めなくなる事もしばしば。時にはバス停を求めて徒歩で何キロも歩いて峠を超えるような展開もある。また、乗り継ぎの時間しか観光をする余裕が無いため、有名な観光地を素通りし、地元の人しか知らないような穴場スポットを紹介する事もある。

 過酷な旅にチャレンジするのは、太川陽介と蛭子能収。この2人に、毎回マドンナとして女性ゲストを迎え、3人でのチャレンジとなる。目的地までのバス経路を懸命に考えるリーダの太川に対し、隙あらば居眠りをして、土地ながらの名物も無視してカレーやとんかつ定食などを頼む蛭子の名コンビが、道中で引き起こすトラブルも見所の1つ。ナレーションはキートン山田。2013年1月に放送された「第13弾 東京~新潟編」放送の19時以降は13.2%と高視聴率を記録した。

 DVD化される「京都~出雲大社編」は、京都の三条大橋から島根の出雲大社まで470kmを激走。バスがない、宿がない、などのハプニングと過酷なトラブルが連続する。マドンナは川上麻衣子。

 「松阪~松本城編」は、三重県松阪市から長野県松本市の松本城までの430km。バスが繋がらず猛暑の中の過酷な徒歩が続き、お盆でバスも運休。突然の豪雨などの波乱が待ち受ける。マドンナは加藤紀子。

 DVDには特典として、太川&蛭子コンビにマドンナを加えたオーディオコメンタリを収録。ジャケットには、蛭子描き下イラストが使われる。

 なお、DVD化にあたり、太川&蛭子コンビからコメントが寄せられた。

「ついにDVD化されるような人気番組になりました。僕達のつぶやきを感じながら一緒に旅をして下さい。」(太川 陽介)

 「路線バスの旅、結構歩いて大変でしょうと色んな人に言われますが、それより目的地に着けないことの方が辛いです。私は太川さんやゲストの女優さんに付いてゆくだけですが。」(蛭子能収)

Amazonで購入
ローカル路線バス乗り継ぎの旅
京都~出雲大社編
ローカル路線バス乗り継ぎの旅
松阪~松本城編

(山崎健太郎)