パイオニア、振動素子搭載の重低音イヤフォン「SE-CL751」

SE-CL751-R

　パイオニアは、重低音再生を強化したカナル型(耳栓型)イヤフォン「SE-CL751」を4月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,700円前後。カラーはレッド(-R)、ブルー(-L)、ブラック(-K)の3色。

　重低音再生対応ヘッドフォン/イヤフォン「BASS HEAD」シリーズのインナーイヤータイプ新製品として追加。ストリート系ファッションに合うデザインと、DJ用ヘッドフォンで、培ってきた技術とノウハウを活かした重低音再生を実現するという。

　16日発表のクラブ向けハイエンドイヤフォン「SE-CX9/CX8」と同様に、入力信号に合わせて振動する振動素子｢BASS EXCITER」(ベースエキサイター)を搭載。イヤフォンチップの先端から低周波数振動を発生させることで、低音域をより強く体感できるというもので、強磁力希土類マグネット採用の9.4mm径ダイナミック型ユニットとBASS EXCITERを組み合わせたハイブリッド構造により、重低音とともにバランスの取れた音質を実現できるとする。

SE-CL751の内部構造

　再生周波数帯域は4Hz～25kHz、最大入力は100mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルを耳の上にかける装着スタイルで、ケーブル長は1.2m、ケーブルはOFCリッツ線。セルフフィットホルダーにより、耳のくぼみ部分にフィット、装着時の安定性を高めたとする。また、右耳用を赤色の「カラードリング」を設けたことで、左右の判別性を高めた。重量は11g。イヤーチップはS/M/Lの3種類。