ニュース

パナソニック、DTS Headphone:X対応のオンイヤー型ヘッドフォン。実売4,000円

 パナソニックは、DTS Headphone:Xに対応し、最大11.1chのサラウンドを楽しめるヘッドフォン「RP-HXS400」を10月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4,000円前後。カラーはオレンジ(-D)、ブラック(-K)、ホワイト(-W)、ブルー(-A)の4色を用意する。

RP-HXS400(左からオレンジ、ブラック、ホワイト、ブルー)
DTS Headphone:Xのロゴ

 RP-HXS400は、高磁力マグネットを採用した40mm径ドライバ搭載の密閉オンイヤー型ヘッドフォン。DTSによる最新サラウンド技術「DTS Headphone:X」に対応し、ステレオヘッドフォンながら、最大11.1chのサラウンドを楽しめることが特徴。「ヘッドフォンで聴いた音が頭の中で鳴るのではなく、自分の周りをスピーカーが取り巻いているかのように頭の外にサウンドが広がる」という。

 DTS Headphone:Xの効果を楽しむためには、専用エンコードが行なわれたコンテンツを対応アプリ「Music Live Powered by DTS Headphone:X」(無料)で再生する必要がある。コンテンツは別売で、アプリの対応OSは、Android 4.1以降とiOS 7.0/7.1。DTS Headphone:Xを利用しない場合は、通常のステレオヘッドフォンとして利用できる。

 肉厚イヤーパッドの採用により、耳にしっかりフィットして高い密閉性を確保し、アウトドアでビートの効いた躍動感あふれるサウンドを実現するという。臨場感のあるサウンドを街中でよりカジュアルに楽しみたいというニーズに対応したデザインも特徴で、ハウジング部分にはサーキュラーデザインを施した、光沢感のあるフラットメタルパーツを使用。イヤフォンの内側にもカラーを取り入れている。

 折り畳んで持ち運びやすいスイーベル機構を採用。ケーブルは絡みにくいフラットタイプで、長さは約1.2m。プラグは24K金メッキを施したL型ステレオミニ。インピーダンスは32Ωで、感度は110dB/mW。最大入力は1,000mW。再生周波数帯域は9Hz~26kHz。ケーブルを含む重量は約179g。

(一條徹)