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STAX、新世代コンデンサ型ヘッドフォン「SR-L700」
エンクロジャー新設計の新Λ。「SR-L500」は68,000円
(2015/10/2 18:36)
スタックス(STAX)は、コンデンサ型ヘッドフォン/イヤースピーカーの新モデルとして、新世代Λ(ラムダ)シリーズ「SR-L700」と「SR-L500」を10月下旬より発売する。価格はSL-L700が135,000円、SL-L500が68,000円。
初代SR-Λシリーズ誕生から36年。新規設計のエンクロージャを搭載したコンデンサ型ヘッドフォン新モデルとして新Λシリーズを発売する。新開発の専用ドライブユニット「SRM-353X」もあわせて発売。価格は81,000円。詳細は別記事でお伝えする。
静電型長円形発音体を用いたコンデンサ型ヘッドフォン。いずれも発音ユニット(振動膜)に、厳選した薄膜を採用。
SR-L700では、最上位モデル「SR-009」と同様のステンレスエッチング、3層熱拡散結合により作られた固定電極を採用、SR-L500は、強靭なステンレス製電極を投入し、いずれも「重圧でハリのある低音から、繊細な高音域、心地良い中音域がバランスよく得られる」とする。
ヘッドパッドの高さ調整のためのアークアッセイは、10段階のクリック機構を装備。1度調整すれば常に最適な装着感で、長時間の利用ができるという。
イヤーパッドは、SR-L700が本革(羊皮)で、高い通気性と新構造による装着感の改善とともに、「音の鮮度」、「音の品位」の向上を果たしているという。SR-L500は人工皮革イヤーパッドを採用する。
再生周波数帯域は7Hz~41kHz、静電容量は110pF(付属ケーブル含む)、インピーダンスは145kΩ、音圧感度101dB、最大音圧レベル118dBで共通。ケーブルはいずれも平行6芯の長さ2.5mで、SR-L700は導体に6N OFC+銀メッキ軟銅線を採用、SR-L500はHiFCケーブルを採用している。バイアス電流はDC580V。ケーブルを含む重量は496g(SR-L700)、465g(SR-L500)、本体重量は360g(SR-L700)、339g(SR-L500)。