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国内初LTE対応、アプリ追加もできるAndroidプロジェクタがソフトバンクから11月発売

 ソフトバンクは、国内初のLTE対応、Android搭載モバイルプロジェクタ「モバイルシアター」を11月13日に発売する。ZTE製。発売に合わせ、モバイルシアター向けの料金プランの「スマートデバイスプラン」(基本料金月額2,000円)と、スマートフォンで契約しているデータ定額パックのデータ量をモバイルシアターと共有できる「スマートデバイスシェア」も提供する。詳細はソフトバンクのページを参照のこと。

Android搭載モバイルプロジェクタ「モバイルシアター」

 OSにAndroid 4.4.4を採用したプロジェクタで、アプリを追加し、機能を強化できる。本体に5型、1,280×720ドットのディスプレイを備え、そこに表示している映像やアプリをプロジェクタで大画面投写できる。既報の通り概要は5月に発表されており、当時は「9月以降の発売」と予告されていたが、11月13日に発売日が決定した形となる。

上から見たところ
正面
背面。HDMI入力も備えている

 最大120型、最大輝度150ルーメンの映像が投写可能。Miracastにも対応し、ワイヤレスでスマートフォンの映像を投写できるほか、HDMI入力も備えている。メモリはRAMが2GB、ストレージメモリが16GBで、最大64GBのカードが利用できるmicroSDXCカードスロットも用意。CPUは2.0GHzでクアッドコアの「MSM8974」。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n、Bluetoothにも対応する。

 「SoftBank 4G LTE」と「SoftBank 4G」の高速通信もサポート。本体だけで通信ができるほか、モバイルWi-Fiルーターとしても機能する。

 バッテリは6,300mAh。約3時間の連続投影が可能。電源の供給機能も備えているため、モバイルバッテリとしてスマートフォンやタブレットを充電する事もできる。外形寸法は約134×131×33.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約579g。

(山崎健太郎)