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GRADO、Signatureヘッドフォンにバランスケーブル付属モデル

「Signature HP100 SE」4.4mmバランスケーブル付属モデル

ナイコムは、GRADOのSignatureシリーズの開放型ヘッドフォン「Signature HP100 SE」と「Signature S950」について、付属ケーブルを4.4mmバランス、4ピンXLRに変更したバリエーションモデルを、7月18日に発売した。価格はSignature HP100 SEの4.4mmバランス/4ピンXLRモデルが396,000円、Signature S950の4.4mmバランス/4ピンXLRモデルが352,000円。

「Signature S950」4pin XLRバランスケーブル付属モデル

発売済みのモデルでは、ヘッドフォン本体に6.3mmアンバランスケーブルが付属していたが、これを4.4mmバランスケーブル、4ピンXLRバランスケーブルに変更したもの。

バランス接続に対応することで、「左右チャンネルの分離感や定位の明瞭さがさらに向上し、GRADOならではの繊細でダイナミックなサウンドを一層引き立てる」という。

また、18日からは両シリーズに対応した着脱式ケーブルの単品販売も開始する。ラインナップは4ピンXLR、6.3mm標準の1.8mと3.6mの3種類。価格は「Signature Gold‒ 4pin XLR」が49,500円、「Signature Gold‒ 6.3mm‒1.8m」が36,300円、「Signature Gold‒ 6.3mm‒3.6m」が44,000円。

「Signature Gold‒ 6.3mm‒1.8m」

3種類ともハウジングコネクターは4ピンmini XLR。4ピンXLRモデルにのみ、4ピンXLT-6.3mm変換アダプターが付属する。

「Signature Gold‒ 6.3mm‒3.6m」

Signatureシリーズに採用されているブランド史上初となる着脱式ケーブルには、ハイエンドラインであるステートメント・シリーズで使用されている12芯スーパーアニールケーブルをベースに大幅な改良を実施。

「Signature Gold‒ 4pin XLR」

よりソフトでありながら高い耐久性を実現する、編組(ブレイド)仕上げを採用することで柔軟性を高めたほか、ケーブル全体の重量も軽減され、より取り回しやすくなっている。

GRADOが独自開発したスーパーアニールケーブルは、線材に加熱処理(アニール処理)を施すことで残留応力を除去し、機械的ストレスを抑制。伝送時のノイズや歪みの要因を低減し、より純度の高い信号伝送を可能にしているという。