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AIRPULSE、リボンツイータ搭載でペア約17万円のアクティブスピーカー「A200T」。USB省略

AIRPULSE「A200T」

ユキムは、AIRPULSEの新アクティブスピーカー「A200T」を7月下旬に発売した。価格はオープンで、市場想定価格は176,000円前後(ペア)。既存モデルと比べ、USB入力を省いている。

フィル・ジョーンズ氏が設計したアクティブ・スピーカーのニュー・スタンダードモデル。AIRPULSEの特徴であるホーン型リボンツイーターとアルミ振動板ウーファーの2ウェイブックシェルフスピーカー。リアバスレフタイプで、周波数特性は46Hz~40kHz(±3dB)。

スタンドは別売

AUXのライン入力に加え、Phono入力、光デジタル入力、同軸デジタル入力も装備。Bluetooth受信も可能。ツイーター用に10W、ウーファー用に55W出力のクラスDアンプを内蔵した、バイアンプ駆動となる。

ツイーターは0.01mmの極薄ピュア・アルミニウムを振動板に使ったリボン型。伸びやかでハイエナジーな高域再生が可能。

軽量で剛性の高いアルミ・マグネシウム合金をダイアフラムに使用した13.5mmウーファーは、ロング・ストローク・ボイスコイルを採用し、立体的でハイスピードな低域再生を演出。ウーファーユニットは、アルミ・マグネシウム合金をダイキャスト成型した高剛性フレームで固定し、エネルギーロスを抑えている。

エンクロージャーは18mmの高密度MDF材を使用。内部ブレースで、強度を高めている。

USBを省いているため、既存の「A80」「A100」に使っているXMOSではなく、精密なクロスオーバー・マネージメントとダイナミックEQを実現したmini DSP内蔵のステレオ・オーディオ・コーデックであるTI製「TLV320AIC3254」を搭載。シームレスな周波数ブレンドとアクティブ・バイアンプ設計による高音質設計が、A200Tのコンセプトとなっているという。

EQアンプを内蔵したPhono入力と、ライン入力も装備。同軸デジタルと光デジタル入力は192kHz/24bitのストリーミング再生に対応。Bluetooth受信も可能で、aptXコーデックにも対応。サブウーファー出力端子も備え、170kHz/24dBスロープのローパス・フィルターも内蔵する。

付属のリモコン