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Insta360史上最軽量、165gで8K 360度撮影「Insta360 X4 Air」。56900円から
2025年10月28日 21:32
Insta360は、165gと軽量ながら、8K撮影も可能な360度カメラ「Insta360 X4 Air」を発表した。カラーはグラファイト・ブラックとアークティック・ホワイトの2色。直販価格は標準版が56,900円、スターターキットが62,900円など。直販サイトでは「2日以内に発送予定」としている。
Insta360史上最軽量を謳う、8K 360度カメラ。街中、トレイル、日常使いに最適としており、初めて360度動画に挑戦する人向けのエントリーモデルと位置付けている。
1/1.8インチのデュアルセンサーと高度な画像処理を実現。ポケットやバックパックに簡単に収納でき、持ち運べるボディを備えた。
センサーは、X4と比較してフレームあたりのピクセル面積が134%増え、より鮮明な8K映像が撮影可能になった。インテリジェント露出アルゴリズムである「AdaptiveTone」により、2つのレンズからの光を個別に分析し、360度画像全体の明るさと色のバランスを調整。過度なカラーグレーディングをしなくても、空と影のディテールを保護できるという。
アクティブHDR機能も搭載。最大8K/30fpsの映像に対応し、ダイナミックレンジをリアルタイムで拡大することで、難しい照明条件でもリアルなハイライトとシャドウを撮影できる。
ポートレートモードは、顔を自動的に検出し、明るさと色を調整することで、複雑な編集作業をせずに、滑らかで自然な肌色を実現。光が弱まると、強化されたアルゴリズムとノイズ低減により、夜間撮影でも鮮明で精細な映像を維持するとのこと。
耐久性も向上。超硬質光学コーティングを施した交換可能なレンズを搭載。X4と比較して、耐落下強度が2倍に向上した。レンズに傷が付いても数秒で交換でき、オプションのレンズガードを装着すれば、反射を防ぎながら保護力を高められる。
水深15mまでの防水性能に加え、FlowState安定化技術と360度ホライゾンロックも搭載する。
撮影後は、Insta360アプリで簡単に映像をリフレーミングすることで、新たな視点を発見。自動編集、フラッシュカット、AIフレームといったAI搭載ツールを使って、360度映像をダイナミックで洗練されたクリップに変換できる。
「ツイスト・トゥ・シュート」を使うと、自撮り棒をひねるだけで録画を開始・停止できる。ジェスチャーコントロールも可能で、手の動きを感知して写真や動画を撮影できる。Apple、Garmin、HUAWEIなどのブランドとシームレスに連携。位置情報、動き、パフォーマンスデータを動画に直接同期できる。





