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韓国LG、薄さ9mm「Wallpaper TV」発表。「目指したデザインが完成した」

韓国LG Electronicsは米現地時間1月4日、薄さ9mmという“壁紙”デザインの有機ELテレビ「LG OLED evo W6(Wallpaper TV)」を発表した。この新モデルを含む2026年の有機ELテレビフルラインナップは現地1月6日~9日に行なわれるCES 2026で披露する。

同社が2017年に発表した「Wallpaper Design(壁紙デザイン)」を復活させたモデル。主要部品の徹底的な小型化と内部アーキテクチャの再設計により、9mmという薄さを実現しつつ、構造的な堅牢性も確保したという。

壁掛け金具も改良し、テレビを壁にピッタリと設置できるため、「目指したWallpaper Designが完成した」とする。すべての入力端子を最大10m離れた場所にも設置できる「Zero Connect Box」に集約することで、これもテレビ本体の薄型化とミニマルデザインに貢献。同社のTrue Wirelessテクノロジーを活用することで、4K映像や音声を伝送できる。

有機ELパネルでは、反射を抑えつつ黒や色、明るさを強化するという「Hyper Radiant Color Technology」を採用。輝度を高める「Brightness Booster Ultra」も搭載しており、LG OLED evo W6では従来の有機ELと比べて、最大3.9倍の明るさを実現している。

また、Wallpaper TVでは、この高い輝度をあらゆる視聴環境でも維持できるように、これまでのLG製テレビのなかでもっとも低い反射率を実現するという特別設計のスクリーンも採用。業界初というIntertekによる「Reflection Free Premium」認証を取得している。

チップセットには、従来モデルから5.6倍の演算能力を持つNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を採用した「α11 AI Processor Gen3」を搭載。演算能力の向上により「デュアルAIエンジン」が実現したという。

デュアルAIエンジンでは、ノイズ低減のために自然な質感が犠牲になることが多かった従来のプロセッサーとは異なり、並列アルゴリズムを使用することで、自然なディテールを保ちながら、過度なシャープネスを排除したバランスの取れた映像を実現するとのこと。

ゲームパフォーマンスも充実しており、そのほかの2026 OLED evoモデル(G6 97インチモデルを除く)と同様に、4K/165Hzリフレッシュレート、NVIDIA G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premiumに対応。ピクセル応答速度は0.1msで、ALLMもサポートする。

OSはLG独自のwebOSで、音声コマンドだけで、誰がテレビを視聴しているかを認識する機能や、Google GeminiとMicrosoft Copilotを統合したマルチAI機能なども搭載。4,500種類のビジュアルや、ユーザー個人の写真、生成AI画像などを表示できる「LG Gallery+」も利用できる。

このうち「LG Gallery+」は、Wallpaper TVを含むLGテレビの全ラインナップで利用できるとのこと。