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FIIO、ハイファイ/ゲーミングモードを1台に融合した小型DACアンプ「QX11」。約3万円
2026年10月9日 10:00
エミライは、FIIOの新製品として、HiFiモードとGamingモードを1台に融合したDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「QX11」を、10月17日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は29,700円前後。カラーバリエーションは、ダークグリーンとゴールド。カーボンブラックも用意するが、発売時期は未定とのこと。
QX11の特徴は、音楽試聴向けのHiFiモードに加え、ゲームプレイに最適化したGamingモードを1つのボディに搭載している点。
768kHz/32bit・DSD512のネイティブ再生に対応し、音源そのままのクオリティを再生するHiFiモードに対し、Gamingモードは48kHz/16bitのサンプリングレート、シンプルな操作性とゲームジャンルごとに最適化した多彩な音響効果(サウンドプロファイル)、AI ENC(AI環境ノイズリダクション)をサポート。
「QX11は、妥協なき二刀流。本格的なHiFi USB DAC内蔵ヘッドフォンアンプであり、同時に硬派なゲーミングサウンドカードでもある」と謳っている。
内蔵DACは、ESSの2chハイエンドDAC「ES9069Q」を2基使用。第4世代32bit HyperStreamアーキテクチャーにより、ポータブルオーディオ機器として性能向上と低消費電力化を両立し、DAC内部のデジタルノイズをさらに低減。音楽性豊かで、純度の高いバックグラウンドを実現した。
プリアンプ段にはTI OPA1692を2基採用し、超低ノイズ・超低歪みを実現。ヘッドフォンアンプ段にはTI OPA1622を4基並列で搭載することで、駆動力を大幅に高めた。また、全段をTI製オーディオ回路で構成することで、高出力時も安定した動作を確保。豊かなディテールと優れたダイナミクスを届けるという。
高性能プロセッサーSPV5068を搭載。PCM 768kHz/32bit、DSD512のハードウェアデコードに対応しながら、典型的なデコード時消費電力は150mWに抑え、高性能と低消費電力を両立。1,024ポイントFFT/IFFT演算による384kHz/24bit EQ処理、高性能ADC内蔵のAI通話ノイズリダクションを備え、HiFiオーディオ性能からゲームサウンド・ボイスチャットに至るまで安定した動作を実現する。
さらに電源制御も緻密に設計。0.8%の高精度な給電検出により、電力が安定していればUSB1ポート接続のままデスクトップモードが利用可能。変動が大きい場面ではインテリジェント安定化回路が働き、再生動作を優先し安定させるように設計した。
独立給電端子にACアダプターやE-STICKなどのモバイルバッテリーを接続すると、デスクトップモードが有効に。最大800mWの出力により、イヤフォンはもちろん、大半のヘッドフォンも余裕をもって駆動できる。
本体にはマイクを内蔵しているほか、3.5mm 4極のマイク・リモコン付きイヤフォン/ヘッドフォンにも対応。さらにAI ENCによる環境ノイズリダクションを使えば、音声通話やゲーム中のボイスチャットでも、クリアなやり取りが行なえる。
1.14インチの液晶ディスプレイを搭載。HiFi/GamingモードのデュアルUIで各種すてーたるを一目で確認できる。
側面のボリュームノブは、実用性とデザイン性を備えたローレット加工。「回す時、押す時それぞれに設計の細部が息づいており、ひとつのキーで操作が完結する快適さと上質な手触りを両立している」という。なお、音量調節は60段階と120段階で切り替えできる。
側面には、物理式のマルチファンクション・ショートカットキーを新搭載。シングルクリック、ダブルクリック、長押しにそれぞれ機能を割り当てられるため、使い方に合わせてよく使う機能へワンタップでアクセスできるようになっている。FiiO Controlアプリにも対応する。
ヘッドフォン出力は、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランスを用意。3.5mm端子はデジタル出力のSPDIFと共用となる。USB Type-C×2で、うち1基は独立給電端子、最大45W PD充電に対応する。
最大出力は、シングルエンド/デスクトップモード時で295mW(32Ω)、シングルエンド/通常モード時で175mW(同)、バランス/デスクトップモード時で800mW(同)、バランス/通常モード時で360mW(同)。SNRは≥126dB(A特性)。ノイズフロアは、シングルエンド時で<1.8μV(A特性)、バランス時で<2.2μV(A特性)。
外形寸法は約64×28.8×13mm、重量は約36g。USB Type-C to Type-Cデータケーブル、専用レザーケースが付属する。








