ニュース

FIIO、デスクトップレベルの高出力スティック型USB DACアンプ

「KA17」

エミライは、FIIOブランドより、小型・軽量ながらデスクトップレベルの高出力が可能というUSB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「KA17」を、2月23日に発売する。BlackとBlueの2色展開で、価格はオープンプライス。店頭予想価格はどちらも26,400円前後。

ESS製DACチップ「ES9069Q」を2基搭載

低消費電力で高性能なESS製DACチップ「ES9069Q」を2基搭載し、最大768kHz/32bitまでのPCM、DSD 512/1bitまでの再生ができるほか、16コアのXMOS製高速処理型USBインターフェースチップ「XU316」も採用し、MQAのハードウェアデコードにも対応する。

本体側面に電源供給専用のUSB Type-Cポートを備える

USB Type-C接続によるバスパワー駆動ができる。データ通信/給電兼用のUSB Type-Cポートに加え、本体側面に給電専用のUSB Type-Cポートを1基搭載。より高い出力ができるほか、給電専用ポートに外部電源を接続すれば、KA17をつないでいるスマートフォンやタブレットといった再生機器のバッテリー消費を抑えられる。

スティック型DACアンプとしてはトップレベルという650mW+650mWの高出力(バランス接続時)を実現するデスクトップモードを搭載しており、高インピーダンスのヘッドフォンなどもドライブできる。ヘッドフォンアンプは「THX AAA 78+」で、オペアンプはOPA1662×2基。

内部回路設計は、回路ブロックごとの緻密なエンジニアリングにより最適化。メインの電源ライン、DA変換ライン、デジタルプロセッシングラインの3ステージにわたり、10系統に分岐された電源設計を行なうことで、パフォーマンスを引き出している。

「KA17」Black

温度保護とDC出力保護により、本体だけでなく接続するオーディオ機器をイレギュラーな障害から保護するというマルチプロテクションシステムも備える。出力上限接敵も可能で、過大な音量出力による聴覚へのダメージも防止できるとのこと。

基板はデジタル処理回路とアナログ回路を物理的に分離した構成で、それぞれに電磁シールドカバーも採用。相互干渉を排除することで、より高い精度の音声信号処理を実現したという。

出力は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスで、このうち3.5mmシングルエンドは同軸デジタル出力との排他仕様。本体設定を変更することで同軸デジタル出力を使ったDDコンバーターとしても使用できる。なお同軸デジタル出力時は96kHz/32bitまでのサポートとなる。

「KA17」Blue

シングルエンド出力時の出力は270mW、SN比はいずれもデスクトップモード時でバランス接続が≧126dB、シングルエンド接続が≧123dB。ノイズフロアはバランス接続時で<2.2uV、シングルエンド接続時で<2uV、THD+Nは<0.0004%。

本体には0.91インチのドットマトリックスディスプレイを搭載し、さまざまな機器情報を表示できる。物理ボタンも搭載しており、さまざまな調整や操作が可能。USB Audio Class(UAC)1.0をサポートしているため、ゲーム機などUAC2.0非対応の機器とも接続できる。

アプリ「FIIO Control」からPEQ機能を利用可能。FIIOが独自開発したPEQアルゴリズムとインターフェイスにより、10のカスタマイズ可能な周波数ポイントで、ゲイン、バンド幅の微調整ができ、好みに合わせてチューニングができる。

外形寸法は約64.0×27.7×12.7mm、重さは約33.5g(ケーブルを除く)。カラーバリエーションに合わせた合皮レザーケースや、USB Type-C to Type-Cケーブル、USB Type-A to Type-Cアダプターなどが付属する。