マクセル、iVDR録画対応の3波デジタルチューナ

-実売35,000円で8月発売。320GB iVDR付属モデルも


8月5日発売

標準価格:オープンプライス


 日立マクセル株式会社は、リムーバブルHDD「iVDR-S」への録画機能を備えた地上/BS/110度CSデジタルチューナ「VDR-R1000」を8月5日より発売する。愛称は「iV(アイヴィ)レコーダー」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。320GB iVDR付属モデル「VDR-R1000.PLUS」も用意され、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを各1基搭載し、録画用にiVDR-Sスロットを1基装備したデジタルチューナ。8日に発表された三洋電機の「repoch」(IVR-S100M)をマクセルブランドで展開するもので、ボディカラーはブラック。

 録画フォーマットはMPEG-2 TSで、TSのストリーム録画(HD/SD)に対応。MPEG-4 AVC/H.264録画機能などは備えていない。本体で録画した番組のほか、日立の薄型テレビ「Wooo」でiVDR-Sに録画した番組についても再生可能。EPGや字幕放送には対応しているが、データ放送や双方向サービスには非対応となっている。

 出力端子は1080i出力対応のHDMI×1(CEC非対応)と、コンポジット×1、アナログ音声×1.Ethernetも装備しており、アクトビラにも後日のアップデートで対応予定。消費電力は約18W(待機時約7W)。外形寸法は230×170×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約800g。リモコンや、縦置きスタンドなどが付属する。


(2009年 7月 9日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]