オーディオテクニカ、3,150円の新カナル型イヤフォン

-イヤフォン外さず外の音を聞くマイクアダプタも


10月9日発売

標準価格:
 イヤフォン「ATH-CK500」3,150円
 アダプタ「AT355ST/0.6」3,780円

 株式会社オーディオテクニカは、新形状のカナル型(耳栓型)イヤフォン「ATH-CK500」を10月9日に発売する。ケーブルが60cmで入力プラグがストレートの「500S」と、1.2mでL型プラグの「500M」の2種類を用意。価格はどちらも3,150円。

 また、イヤフォンとプレーヤーの間にかませることで、イヤフォンを外さなくても周囲の音をモニターできるアダプタ「AT355ST/0.6」も10月9日に発売する。価格はブラック(BK)とホワイト(WH)の2色で、価格は3,780円。


■ ATH-CK500

500Sのブラウンモデル
 カラーリングは「500S」がブラック(BK)、ブラウン(BW)、ホワイト(WH)の3色。500Mがブラック(BK)、ブルー(BL)、ブラウン(BW)、ピンク(PK)、レッド(RD)、ホワイト(WH)6色用意する。


ATH-CK500S。ケーブルは60cmで入力プラグはストレート
ATH-CK500M。ケーブルは1.2mでプラグはL型

 耳の奥へ入りやすく、着けやすいと同時に、ズレを防止する突起状のパーツ「新LOOP SUPPORT(PAT.)」を採用したのが特徴。

 さらに、筐体と音が出る導管に対し、耳に最適な傾斜角をつけることで、フィット感や音漏れ防止にも貢献するとしている。

 ユニットは10.7mm径。出力音圧レベルは104dB/mW。再生周波数帯域は12~24kHz。最大入力は100mW。インピーダンスは17Ω。イヤーピースはXS、S、M、Lを同梱。コードを除いた重量は約4g。ケーブルの長さは前述の通りで、どちらもU型となっている。


■ AT355ST/0.6

 マイクを備えたアダプタで、ステレオミニの入力ケーブルと、イヤフォン端子を1系統装備。プレーヤーとイヤフォンの間に装着することで、マイクで集音した外部の音をイヤフォンで聞くことができる。

AT355ST/0.3

 使用イメージとして、通常はプレーヤーからの音楽を聴き、そのままイヤフォンを外さずに電車内のアナウンスなどを聞くといった使い方が可能。プレーヤーの音楽とマイクは、スライドスイッチで切り換え可能。プレーヤーからの音楽のボリュームコントローラー機能も備えている。

 マイクはエレクトレットコンデンサー型の無指向性タイプで、感度は-40dB。周波数特性は50~10kHz。電池はコイン型リチウム電池(別売)を使用。持続時間は1日2分の使用で約20日。ユニットの入力コード長は60cm。コードを除いた重量は約10g。


(2009年 9月 14日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]