三菱、小型ボディの高輝度DLPプロジェクタ

　三菱電機株式会社は、小型ボディの高輝度DLPプロジェクタ2モデルを11月17日より順次発売する。

　パネル解像度1,024×768ドットで輝度4,500ルーメンの「LVP-XD600」は11月17日に発売。1,280×800ドット/4,000ルーメンの「LVP-WD620」は12月下旬に発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は各448,000円前後の見込み。

　XD600はアスペクト比4:3、0.7型/1,024×768ドットのDLPパネルを、WD620は16:10、0.65型/1,280×800ドットのパネルを採用。パネル解像度と輝度以外の違いは、WD600のみDLP Link方式の3D投射に対応することで、学校の事業や企業内研修での3Dコンテンツ利用を可能にするという。3D視聴のためにはDLP Link対応メガネが必要となる。

　その他の主な仕様は共通で、レンズは光学1.5倍のマニュアルズーム(F2.5～2.8)、コントラスト比は2,000:1。光源は280W出力の高圧水銀ランプ。投射画面サイズは40～300型。出力10Wのモノラルスピーカーも内蔵する。

　入力端子はHDMI×1、S映像×1、コンポジット×1、コンポーネント/アナログRGB兼用のD-Sub 15ピン×2を装備。EthernetやRS-232C端子も装備している。

　ランプは最大5,000時間(ランプモード低時)の長寿命ランプを採用し、ランニングコストを抑制。消費電力は390Wで、待機消費電力を0.5W以下に抑えた省エネ設計としている。外形寸法は345×270×129mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.6kg。