パイオニア、iPod/iPhone 2台でシャッフル可能なスピーカー
-Bluetooth高音質化機能装備。DVD/CD搭載モデルも
パイオニアは、iPod/iPhone対応スピーカー「パーソナルサウンドシステム」2製品を5月下旬より発売する。2台のiPod/iPhoneを交互にシャッフル再生できる「XW-NAC1」と、DVD/CDプレーヤーやFMラジオも備えた「XW-NAV1」の2モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
型番 | 特徴 | カラー | 発売時期 | 店頭予想価格 |
XW-NAC1 | Dockコネクタ×2 Bluetooth ダイジェスト再生 | ブラック(K) ホワイト(W) | 5月下旬 | 30,000円前後 |
XW-NAV1 | DVD/CD FMラジオ Dockコネクタ×1 HDMI/USB端子 | ブラック(K) アリスブルー(L) | 6月中旬 | 25,000円前後 |
いずれも、10W×2chアンプとステレオスピーカーを搭載するサウンドシステム。ユニット構成は共通で、66mm径フルレンジユニットのほか、77mm径のパッシブラジエータで低域の増強を図っている。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。接続可能なiPod/iPhoneはiPod nano/classic/touchとiPhone 3G/3GS。なお、同社スピーカー「XW-NAS50」とは異なり、iPod/iPhoneとの接続はアナログ。
■ XW-NAC1
ホワイト |
Dockコネクタを2系統備え、2台のiPod/iPhoneを装着可能。また、専用ボタンを押すことで、2台の楽曲を交互にシャッフル再生可能。DSPによるクロスフェード処理により、2台の楽曲を1曲ずつノンストップで再生する。2台のiPod/iPhoneそれぞれを付属リモコンで操作可能。充電も行なえる。
Bluetooth機能も搭載し、対応携帯電話やポータブルプレーヤーなどの音声をワイヤレスで伝送可能。Bluetooth伝送時の音質劣化を改善するという「サウンドレトリバー Air」も搭載し、iPodや携帯電話の音声をより高音質で楽しめるとしている。さらに、圧縮音源で失われた帯域を補間する「アドバンスド・サウンドレトリバー」も搭載している。
iPod/iPhone内の楽曲をダイジェスト再生する「ハイライトスキャン機能」も搭載。曲の開始から60秒後の部分を「ハイライト部分」として連続で再生することで、簡単に曲を探すことができるという。なお、短い曲の場合は、曲頭から再生される。そのほか、スリープタイマーも利用可能。
コンポジット映像出力と、ステレオミニのアナログ音声入力も装備。消費電力は17W(待機時0.5W)。外形寸法は410×153×135mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。
■ XW-NAV1
iPodドック1系統のほか、スロットインのDVD/CDプレーヤーやFMラジオチューナも備えたモデルで、HDMI出力や、USBなど豊富な入出力端子を備えることが特徴。DVD/CD/USBメモリに収めた映像/音楽/写真の再生が行なえるほか、CDからUSBメモリにMP3形式でリッピングすることも可能。
HDMI端子でテレビなどに映像/音声を出力可能で、DVDビデオ映像の1080pアップコンバート出力にも対応する。Dockコネクタは1系統。圧縮音源を補間する「サウンドレトリバー」も搭載する。
出力端子はHDMIとコンポジット映像、アナログ音声を装備。ステレオミニの音声入力も装備する。消費電力は20W(待機時0.5W)。外形寸法は370×175×216mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。リモコンやオーディオ/ビデオケーブル、FM簡易アンテナなどが付属する。
ブラック | アリスブルー |
(2010年 5月 10日)
[AV Watch編集部 中林暁]