ビクター、超小型ユニット採用カナル型イヤフォン2機種
-カーボン振動板を新採用。耳穴奥にユニットを挿入
HA-FXC51 レッドモデル |
カラーリングはFXC71がブラック(B)、ホワイト(W)の2色。FXC51がブラック(B)、レッド(R)、ホワイト(W)の3色を用意する。
2008年に発売した「HP-FXC70」、「HP-FXC50」の特徴を受け継ぎつつ、「より迫力のある高音質サウンドの再生」というユーザーの要望に応えたというモデル。
上がトップマウント構造。下が通常のカナル型。小型ユニットであるため、耳穴の奥まで挿入できる |
これにより、迫力のある高解像度のサウンドと、遮音性の高さによる外部音の低減、音漏れの低減も実現するという。
FXC71/51では、このマイクロHDユニットの振動板に、新たにカーボン振動板を採用。よりダイナミックな低域再生を追求している。
ハウジング部はFXC71がステンレス素材のメタルハウジングを採用。不要な振動を抑えている。FXC51はアルミニウムのハウジングを採用する。
FXC71の分解図 |
加えて、ボディ内部に制振ジェルも内蔵。不要な振動を低減し、ケーブルから伝わるタッチノイズも抑えるという。
2機種とも、ケーブルの長さを調整可能な「コードキーパー」や、クリップを付属。キャリングポーチも同梱する。
出力音圧レベルは102dB/1mW。インピーダンスは16Ω。最大許容入力は150mW。再生周波数帯域はFXC71が8Hz~25kHz、FXC51が10Hz~24kHz。ケーブルは1.2mのY型。入力プラグは金メッキ仕上げのステレオミニ。重量はFXC71が6.2g、FXC51が4.4g。イヤーピースはシリコン製で、S/M/Lの3サイズを同梱する。
(2010年 5月 19日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]