アイ・オー、LEDバックライト/CEC対応の23型フルHD液晶
-PS3などと電源連動可能。実売29,800円
アイ・オーデータ機器は、LEDバックライトを採用した23型フルHD液晶ディスプレイ「LCD-MF231XBR」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,800円前後。
光源に白色LEDを採用する液晶ディスプレイ。パネルは23型/1,920×1,080ドットで、表面はノングレア(非光沢)。輝度は250cd/m2、コントラスト比は1,000:1(コントラスト拡張時80万:1)、視野角は上下160度/左右170度。応答速度は5ms(オーバードライブON時2ms)。IP変換回路も搭載する。
最薄部18mmにスリム化 |
LEDバックライトの採用により、消費電力を従来モデル「LCD-MF242Xシリーズ」に比べ最大約28%低減(通常使用時は約20%低減)。LEDエッジライト方式で、画面の上下部分にLEDを配置している。消費電力は、最大38W、通常使用時(オンモード)が21.9W、待機時が0.5W。LEDの採用により、電源を本体に内蔵しながらスリム化も実現。最薄部は18mmとしている。
HDMI入力を1系統備え、HDMIのCEC機能にも対応。PS3(CECH-2000A以降)や、アイ・オーの単体地デジチューナ「HVT-BCT300」、ネットワークメディアプレーヤー「AV-LS700」などと電源連動が可能。PS3とHDMI接続した場合、PS3の電源を入れるとディスプレイもONとなる。また、PC利用中にPS3をONにすると、ディスプレイの入力がPS3に切り替わり、OFFにするとPC入力に戻る。
HDMI以外の入力端子は、HDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub 15ピン)が各1系統。ステレオミニの音声入力と5W×2chのスピーカー、ステレオミニのイヤフォン出力も搭載する。
上15度/下5度のチルトも可能。スタンドを含む外形寸法と重量は、549×195×404mm(幅×奥行き×高さ)、4.3kg。100mmピッチのVESAマウントにも対応する。
(2010年 5月 19日)
[AV Watch編集部 中林暁]