マイクロソフト、新型「Xbox 360 250GB」を6月24日発売
-11n対応と静粛化。新コントローラー・Kinect用端子も
マイクロソフトは、ゲーム機「Xbox 360」の新型ハードウェア「Xbox 360 250GB」を6月24日に日本で発売する。米国で開催されるゲーム系イベントE3(Electronic Entertainment Expo)の開催に先駆けて発表された。価格は29,800円で従来の「Xbox 360 エリート」と同じだが、内蔵HDDが120GBから250GBに倍増している。
Xbox 360 250GB。光沢仕上げのブラックカラーになった |
機能面では従来モデルの基本機能を踏襲しつつ、新たに無線LANの802.11nに対応。内蔵HDDも250GBに増加した。
出力端子はHDMI、USB、光デジタル音声出力などを装備。また、新しいコントローラー「Kinect」(キネクト)を接続するための専用接続端子も装備している。
そのほかにも、本体のカラーリングにマッチする新しいカラーのワイヤレス コントローラーやヘッドセットを同梱する。なお、日本での発売日である6月24日は、注目のゲームソフト「モンスターハンター フロンティア オンライン」と同日になる。
新コントローラーのKinectは米国では11月4日発売予定だが、日本でのリリース時期は未定。KINECTは、Xbox 360に繋いでユーザー側に向けることで、ユーザーの体の動きや音声を認識。体の動きでゲームをコントロールできる周辺機器となる。
例えば、画面の中のボールを、体を使って蹴る動作をする事で蹴ったり、ダンスやフィットネスを、実際に体を使って体験することが可能。コントローラーを手にする必要が無い。
ゲームだけでなく、映像コンテンツの再生にも使用可能。「Xbox、プレイ」 と声に出す事で、1080pのHD映像をストリーミング再生したり、手を左右に動かす事でミュージック ラインナップを閲覧するといった使い方も可能になるという。なお、映像コンテンツを楽しむXbox LIVEのサービス「Zuneビデオ」は、既報の通り、日本では今秋からサービス開始予定。また、米国で実施されるものの、日本におけるテレビ番組や音楽の配信は未定となっている。なお、ZuneビデオでのKinectの利用にはXbox LIVEゴールド メンバーシップへの参加が必要。
(2010年 6月 15日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]