デノン、ピアノフィニッシュのシアタースピーカー4製品
-スリム筐体のエントリー向け「11SG」シリーズ
デノンコンシューマーマーケティングは、シアタースピーカーのエントリーモデル「11SG」シリーズ4製品を6月下旬より発売する。価格は下表の通り。
製品 | 型番 | 価格(1台) |
トールボーイ | SC-T11SG | 21,000円 |
センター | SC-C11SG | 10,500円 |
ブックシェルフ | SC-A11SG | 9,450円 |
サブウーファ | DSW-300SG | 33,600円 |
薄型テレビに合わせたコンパクトなフォルムを採用し、ピアノブラック光沢仕上げを施したシアタースピーカー。ヨーロッパのサウンドデザイナーと同社が共同でサウンドチューニングを行なっている。
SC-T11SG |
同社ピュアオーディオ用スピーカーと同様に、ウーファは2層の振動板を用いた「D.D.L.(DENON Double Layer)コーン」を使用。また、ダブルウーファ搭載のSC-T11SG/SC-C11SGには「P.P.D.D.」(Push-Pull Dual Driver)方式を採用。片方のエッジを逆向きに配置しており、高調波歪みを打ち消し合い、パワフルでクリアな低音を再生するという。
ツイータはソフトドームで、ボイスコイルなどからの熱によるドーム内の空気の膨張を防ぎ、振動板のセンタリングを保つベンチレーションホールを設けている。
ネットワーク部は、均一な音圧や位相レスポンスが得られるよう各ユニットに配慮したクロスオーバーネットワーク設計を実現。マルチチャンネルのセッティングが容易に行なえ、多人数で視聴する場合でも各人がマルチチャンネルの臨場感を感じられるとしている。
トールボーイの「SC-T11SG」は、バナナプラグ対応のスピーカーターミナルを採用する。サブウーファはアンプを内蔵し、最大出力は100W。
SC-C11SG | SC-A11SG | DSW-300SG |
型番 | SC-T11SG | SC-C11SG | SC-A11SG | DSW-300SG |
形式 | 2ウェイ 3スピーカー バスレフ型 | 2ウェイ 3スピーカー バスレフ型 | 2ウェイ 2スピーカー 密閉型 | 最大100Wアンプ内蔵 バスレフ型 |
ウーファ | 8cm径コーン×2 | 5.7cm径コーン×2 | 8cm径コーン×1 | 16cm径コーン×1 |
ツイータ | 2cm径ソフトドーム×1 | - | ||
再生周波数帯域 | 45Hz~40kHz | 80Hz~40kHz | 20~150Hz | |
クロスオーバー周波数 | 4kHz | - | ||
インピーダンス | 6Ω | 22kΩ (LINE IN) | ||
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 200×220×920mm | 250×130×75mm | 110×130×180mm | 225×390×370mm |
重量 | 4.9kg | 1.3kg | 1.3kg | 11.0kg |
付属品 | スピーカーケーブル(SC-T11SG/C11SG、DSW-300SGは3m、SC-A11SGは10m)、コルク製滑り止め、拭き布 |
(2010年 6月 22日)
[AV Watch編集部 中林暁]