低予算SFミステリー「月に囚われた男」Blu-ray/DVD化
-SPEより。デヴィッド・ボウイの実息が初監督
| 8月11日発売 標準価格:3,990円~4,980円 |
映画「月に囚われた男」がBlu-ray/DVD化される。発売日は8月11日。価格はBD版が4,980円、DVD版が3,990円。発売・販売はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD | 月に囚われた男 | 片面2層 97分 シネスコ 日本語字幕 英語字幕 | (1)英語 (DTS-HD Master Audio 5.1ch) (2)日本語 (DTS-HD Master Audio 5.1ch) | BRS-80024 | 4,980円 |
DVD | 月に囚われた男 コレクターズ・エディション | 片面2層 97分 シネスコ 日本語字幕 英語字幕 | (1)英語 (ドルビーデジタル5.1ch) (2)日本語 (ドルビーデジタル5.1ch) | TSDD-80024 | 3,990円 |
特典とBD/DVDのどちらにも、「『月に囚われた男』ができるまで」、「ヒューストン宇宙センターでの質疑応答」、「サンダンス映画祭での質疑応答」、予告編集を収録。BD版にはさらに、ショートフィルム“WHISTLE” by ダンカン・ジョーンズ監督や、「視覚効果について」も収録。BD-Liveにも対応している。
デヴィッド・ボウイの実息ダンカン・ジョーンズが、低予算とわずか33日という撮影期間で創り上げた映画で、2009年12月にBIFA(ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード)で作品賞と新人監督賞を受賞した。
舞台は近未来。地球の資源は底をついた。宇宙飛行士のサムはエネルギー源を月より地球へ送るために、ルナー・インダストリーズ社よりたった一人で派遣されていた。月での生活は、毎日決まった時間に起き、ランニングマシーンに乗り、ヘリウム3を採掘するだけの日々。話し相手はコンピューターのガーティだけ。3年という契約期間を淡々とこなし、やっと、地球に戻れる日が2週間後に迫っていたのだが……。
月面基地という限られた空間でストーリーが展開していく密室劇シチュエーションと、そこで描かれる人物描写が見所。サム・ロックウエルが1人3役に挑戦している。また、「2001年宇宙の旅」や「サイレント・ランニング」、「アウトランド」などのSF映画の名作へのオマージュ要素もふんだんに盛り込んでいる。
(2010年 6月 25日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]