ベンキュー、HDMI 2系統装備のフルHD DLPプロジェクタ

-実売298,000円の「W6000」。HQV搭載


7月9日発売

標準価格:オープンプライス


 ベンキュージャパンは、フルHD DLPプロジェクタの新モデルとして、HDMI入力を2系統備えた「W6000」を7月9日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は298,000円前後。

 解像度1,920×1,080ドットのDMDを搭載したDLPプロジェクタで、HDMI入力を2系統装備したことが特徴。輝度は2,500ルーメンで、コントラスト比は50,000:1。カラーホイールは6色。

 アップスケーリングやノイズリダクションなどを行なうIDTの高画質化技術「HQV」を搭載。また、色彩深度を向上させるBrilliantColor技術や、赤と青の輝度を約15%向上させ、より美しい映像を創り出すというVIDI Lighting Technologyも投入。信号処理では10bitカラープロセッシングを行なっている。

入出力端子部

 レンズは1.5倍のマニュアルズームで、投写画面サイズは28型~300型に対応。投写距離は60型ワイドで2.18~3.27m、80型ワイドで2.91~4.36m、100型ワイドで3.64~5.45m。上下120%、左右40%のレンズシフト機能も備え、レンズ横のジョイスティックで操作できる。

 入力端子はHDMI Ver.1.3×2のほか、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)を装備。音声入力端子やスピーカーは搭載しない。制御用のRS-232C端子も搭載する。

 騒音は32/29dB(ノーマル/エコノミー)。消費電力は最大430W(待機時:1W)。外形寸法は428×345×156mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約6.7kg。



(2010年 7月 2日)

[AV Watch編集部 中林暁]