IDT、HQV技術を搭載した3D対応フレームレートコンバータ

-高品位な120/240Hz変換を可能に


7月23日発表


 IDTは23日、3D対応の動き補正フレームレートコンバータを発表した。120Hz駆動対応の「VHD1200」と240Hz対応の「VHD2400」を用意し、それぞれ一部顧客にサンプル出荷を開始。1,000個ロット時のサンプル価格はVHD1200が25ドル、VHD2400が35ドル。

 120/240Hzのテレビやプロジェクタ向けのフレームレート変換LSI。IDTの持つ高画質化/解像度拡張エンジンを統合。HQV MotionSMART技術により、ピクセル単位で動画内の画像や動きを検知/処理し、画質劣化やノイズを抑えながら、スムーズな動き表現とディテール表現を実現する。

 3Dにも対応し、3D表示時の画質劣化を抑制。ジャダー(映像の揺れ)を除去するケーデンス検知機能や、解像度向上技術HQV Resolution Enhancementも搭載。高解像度画像をより綿密に表示できるという。



(2010年 7月 23日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]