YouTube、投稿できる動画の長さを最大15分に延長
-著作権管理技術の向上で「問題ないと判断」
7月30日発表
YouTubeは30日、多くのユーザーからの要望を受け、投稿できる動画の長さを最大15分に延長したと発表した。
YouTubeは、サービス開始時には投稿動画の時間制限はなかったが、テレビ番組など著作権者が許可していない動画が多くアップロードされた問題により、2006年より、投稿できる動画の長さを10分までとする制限を設けていた。
今回、15分まで延長した理由としては、著作権を持つコンテンツホルダに対してコンテンツIDシステムや著作権管理ツールを提供してきたことで「動画の長さを15分に上げても問題がないと判断した」と説明。現在、米国の全ての映画スタジオや音楽レーベル、世界で1,000以上のパートナーがYouTube上のコンテンツを管理するコンテンツIDを使用しているという。
YouTubeでは今後も世界中のコンテンツホルダに対して、先進的な技術とより使いやすい著作権管理ツールを提供するよう努めるとしている。
(2010年 7月 30日)
[AV Watch編集部 中林暁]