ソースネクスト、iPhone/PS3対応の高速動画変換ソフト

　ソースネクストは、ポータブル機器やゲーム機など再生可能な動画を作成できる変換ソフト「PowerConverter」を8月10日より順次発売する。8月10日よりダウンロード版を3,970円で先行発売し、10月1日よりパッケージ版を4,980円で発売する。対応OSはWindows XP/Vista/7で、7の64bit版もサポートする。

動画変換画面

　動画ファイルを変換し、iPhoneやPlayStation 3などで再生可能にするソフト。FLVやMP4、RealMediaなどWeb上の動画も読み込みにも対応している。変換した動画のYouTubeアップロード機能も搭載。なお、サイバーリンクが販売していた「MediaShow Espresso5.5」(サイバーリンクではVer.6を発売中)を改題した製品となっている。

　Intel Core i3/i5/i7のマルチスレッド技術に対応し、高解像度の動画も高速に変換可能。NVIDIA CUDAとATI Streamもサポートし、対応GPUを利用した変換の高速化も見込める。

　動画変換の手順は2ステップで、動画ファイルをドラッグ&ドロップし、再生機器や画質を選ぶことで変換が行なわれる。よく使う変換形式を登録しておくことも可能で、次回から同じ変換が素早く行なえる。また、変換終了後に自動でPCをシャットダウンする機能も搭載。

　入力対応ファイル形式は、FLV、MP4、AVIや、MPEG-2、MOV(H.264)、WMV、DVR-MS、TS、MPG、ASF、M2T、M2TS、MTS、DV-AVI、TiVo、WTV(シングルチャンネル)、MKV、RM、RMVB。

　再生可能な機器は、iPad/iPhoneやiPod touch/nano/classicと、ウォークマン(NWZ-S738F/A828)、PSP/PlayStation 3、Xbox360/Zune。出力ファイル形式はDivX、MPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264(.mp4/.m2ts)、WMV9。

サイバーリンクによる、他社製ソフトとの動画変換速度比較。5分のAVC動画4本を変換した場合に速度が約11倍という結果に	YouTubeアップロード向けの動画変換も