ソニー、iPhone/iPod用の「XB」カナル型イヤフォン

-リモコン/マイク付きの「MDR-XB41IP」など


MDR-XB41I

 ソニーは、低域再生能力を高めた「EXTRA BASS series」(XBシリーズ)のカナル型(耳栓型)イヤフォン新モデルとして、iPhone/iPodのリモコン操作などが可能な「MDR-XB41IP」と「MDR-XB21IP」 を4月21日より発売する。

 価格はXB41IPが7,455円。XB21IPが4,935円。カラーは、両モデルともブラック(B)、ブルー(L)、レッド(R)、マルチ(Z)の4色を用意する。

 2月に発売したMDR-XB41EX(6,195円)/21EX(3,675円)をベースとし、新たにiPhone/iPod対応リモコンをケーブル部に備えたモデル。リモコン部は音量調整や、楽曲の再生/一時停止、曲送り/戻しなどが可能。マイクも内蔵し、iPhoneのハンズフリー通話やVoiceOverにも利用できる。iPhone 3GS/4や第2~4世代iPod touch、iPod classic 120/160GB('09年モデル)、第3~4世代shuffle、第4~6世代nano、iPadに対応する。

 イヤフォン部の仕様はベースモデルと共通で、重低音再生能力を高める「ダイレクトバイブストラクチャー」技術を採用。ドライバーユニットから鼓膜までの気密を高めることで、漏洩を抑えた強力な重低音再生を実現している。

 XB41IPはユニットが耳穴に対して垂直になることで、ピースをさらに奥まで挿入できる「密閉型バーティカル・イン・ザ・イヤー方式」を採用。XB21EXは、ユニットに対して角度を持たせた「アングルド・イヤーピース」を採用している。ユニット径はXB41IPが13.5mm、XB21IPが9mm。

 また、XB41IPは通常の「ハイブリッドイヤーピース」に加え、EXシリーズなどで採用されている「ノイズアイソレーションイヤーピース」も同梱。ピースの内側、傘になった部分の裏側に低反発ウレタンを充填し、より耳穴にフィット。遮音性が向上するほか、低音再生能力もさらに高まるという。XB21IPは、従来と同じハイブリッドイヤーピースのみが付属する。

MDR-XB21IP

 さらに、XB41EXには、装着安定性を高める「フィッティングアシスト」機構も採用。ハウジングの外側に装着された熱可塑性エラストマーにより、耳のくぼみにソフトな肌触りで装着できるという。

 再生周波数帯域はXB41IPが4Hz~24kHz、XB21IPが5Hz~23kHz、インピーダンスは16Ω。イヤーピースのサイズは、XB41IPがハイブリッドタイプのSS/S/M/Lと、ノイズアイソレーションタイプのS/M/Lを付属。XB21IPはハイブリッドのSS/S/M/Lを同梱する。

 ケーブルは1.2mでY型/フラットタイプ。入力プラグは4極ミニで金メッキ仕上げ。重量はXB41IPが8g、XB21IPが4g。キャリングポーチが付属する。



(2011年 4月 7日)

[AV Watch編集部 中林暁]